ここのレベルでコンサルらしきことをするときに重要だなぁと思うこと

 

経営指導っていうけどさ、コンサルってその道のプロが素人にすることだぜ?

 

キミ何のプロなの?ってのは置いておいて、

 

いつも口を酸っぱく言っているのは、やってる本人の方が知ってるってこと

 

車を買ったときのこと

ニューモデルの中身を一通り缶詰研修を受けたというディーラーのメカニック

俺のマニアックな質問には答えられなくて悔しい思いをさせたことがある

(すごく悔しかったからすぐ調べて返事をくれた。そういうプロ意識好き)

 

当たり前

だって俺ユーザーなんだもん

どんなに想定問答を作ったって、ユーザーのニーズを全てなんて網羅できない

 

何が言いたいかというと、その道のプロはその道以外のプロではないから、コンサルに求めてくるのはその道以外のことのガイドである

 

一見一番とっつきやすいゼネラルコンサル

何の専門知識もないヒトでもできそうw

 

 

できねーってw

何の専門知識もなかったら何のアドバイスもできねーだろw

 

 

銀行でのコンサルなんてファイナンスのアドバイス以外しなかった

当たり前

だってそれが俺たちの専門なんだから

明日のリオデジャネイロの天気の相談なんて来るはずがない

 

 

キミらが誰かの役に立とうと本当にしているとしたら、クライアントが知ってることは何で、そこはもう不可侵

勝てるわけがない

注目すべきは、クライアントが何を「知らない」かであって、そこを突くべきだ

 

知らないことであれば、インターネットをちょっと真剣に検索しただけの情報でもありがたがられることは多々ある

 

現に俺が今やっていることは専門以外のことだ

圧縮保存してある知識をネット検索で解凍して、「あぁそうだったそうだった」と思いながら何食わぬ顔でもう家訓のように身についてるフリして話してることが多々ある

 

星犬相手だから学問に関しては全方向圧倒的比較優位にあるからネタ探しは簡単

ある意味俺はファイナンスのプロというだけでなく、習うこと、理解すること、考えることのプロでもあると気づく

 

伝えるのは大変

実践させるのはもっと大変だけど

 

 

そのとき俺が使うテクニックは5W1Hである

材料全部机の上におんまけて(これ方言?)、それをフレームワークに整理して

抜けてることを探すのである

 

だから口を酸っぱく言ってるわけ

 

 

素人コンサルのやるべきことはこれしかない

 

 

 

人の行く裏に道あり花の山