「演繹と帰納のアコーディオンをスムーズに行えるように」はG Commandmentsの中で根幹の一つなので幾度となく話題にした。
今までは推量の精度を上げるというコンテクストで話題にした。
俺のいう演繹と帰納のアコーディオンとはフェルミ推定のことである。
白紙の地図に近道は描かれていないから、自分でプロットしていくしかないのだが、別に全部自分で現地に行ってみる必要はない。誰かの地図をコピーするんだって構わない。本で読んだり、人の話を聞いたり、テレビを観たり。その情報を地図に書き写してもいい。
但し、正しく書き写さなければ使えない。
演繹と帰納のアコーディオンとは情報を利用するためのテクニックの根幹であり、すなわち情報の冷凍・解凍法でもあるわけだ。正しく冷凍しないと解凍したときに使い物にならない。
正しい冷凍に必要なのは羽のはえた想像力である。