その有識者会議に事務局からも誰かついてけって指示

 

俺は若いときから偉いヒトのカバン持ちでものすごく偉いヒトのところに行く機会を与えられた

世界経済を動かすど真ん中のヒトと会うこともできた

20代で

 

 

カバン持ちとは言うが、カバン持ってるだけが仕事ではない

俺が選ばれたのはカバンの持ち方上手だからではない

車のドアを開ける姿勢がいいからではない

 

頭と口で選ばれたはずだ

 

カバン持ちとは知恵袋であり、作戦参謀であり、政策秘書であり、番頭だと思っていた

 

 

ところがここのカバン持ちはカバン持ちなのだ

 

 

気が利けばいい

 

 

だからどこで誰と何を話すのか、そのための事前準備なんか何もしない

 

 

議員はそんなことを事務局に期待してもいないから、情報も下ろしてこない

 

 

昨日市長と代議士の討論会に行ってきた

 

もちろん丸腰で行った

 

 

そしたら、今日この件でそちらの偉いヒトと会いましたって言われた

 

 

へぇ

 

 

お互いによく協力しながら進めていきましょうってことになったんですよ、だって

 

 

へぇ

 

 

恐らくこの情報はおりてこない

 

 

ポンコツ頭が一人でできるはずがない

 

真剣にやる気なんか最初っからないんだよ

 

協力して何をどうやっていつまでに進めるんだよ?

 

 

そんなこたぁ考えもしない

 

 

その場その場で当たり障りのないことを言い合っておしまい

 

 

くだらねー

 

 

そしてそれをじっと見てるだけのカバン持ち

 

 

にも指名されない俺

 

 

俺ってどんだけ社会に必要とされてないチリなんだろうと一人朝から腹が立つ