JETROのセミナー行ってきた

貿易する際の価格算定がテーマ

 

まぁJETROだからと予測はしていたが、戦略プライシングの話とか、需要供給曲線の書き方とかをやるかもなぁ....とカスかな期待も、講師 元富士銀行の外為の人 で砕かれる

 

あ、これは単純に貿易コストのアドオンでタップアップするって話だ....

 

と思って途中で出てきた

知ってる内容だからではない

俺、銀行新人のとき外為研修受けてないから

「お前らは国際本部に直接配属されてきたのだから毎日が国際業務だ

支店の外為業務などより高度な仕事をしているのだから外為研修は不要だ」

という無茶な論理で新人全員が受けるはずの研修を受けさせてもらわなかった

まぁ現に銀行員人生で外為事務なんか一度もやらなかった

 

だから知ってるわけではない

新人のときの通信教育のテキストを眺めたくらいだ

枠組みはわかってるって程度

 

知っている内容だから途中で帰ったのではなく、マニュアルの説明だから出てきたのだ

 

細かいことは実際やるときにマニュアル見ながらやれば、3回目には全部覚える

 

いまどき必要ならちょっとググれば出てくる内容だから、聞かなくてもいいやと思ったから出てきた

 

こういうセミナーの目的はなんなんだろう?不思議でしょーがない

読めばいいだけの話、しかも内容はそこらじゅうに転がってる

 

それをわざわざ時間を割いてセミナーをやるのはなぜなんだろう?

質問が出るわけでもない

じゃ自分で読めば?夜寝る前に読めば?記憶の定着にはそっちの方が効率いいよ?

 

と思ったのだが、翻ってこういうどこにでも転がってるマニュアルの説明のセミナーが極めて多いこの世の中

 

こっちはいつも、世界に一つだけの花作戦で、マニュアルにない内容、ググっても出てこない内容の講義を心掛けてるっつーのに

AIH相手にしてたから、ググればわかる内容しか講義しなかったら無駄、手抜き、全部知ってる、舐めてるのか?と評判が悪くなる

むしろネットで拾える内容は当然知ってる前提で、それ以外のことをいつも話したいと思ってるんだけど

 

 

だから通じないのか....

 

くだらねー方法論より、そもそもの考え方の方が全然大事だと思うんだけどねぇ

 

そうすると抽象的でわからないって言われるんだよね

それ、想像力の欠如

基本ができてないってこと

 

スポーツならまず足腰鍛えたり柔軟やったりとかするのに、なんでビジネスではすぐ実践をやりたがるんだろう

 

AWHの考えることはわからん

 

というのが俺の立場なんだけど、こう毎度毎度インプリ屋仕事を目にすると、AWH相手には俺も方向転換が必要なのかなぁ

 

誰かの焼き直しでいいならそりゃぁ楽で簡単な誰にでもできるお仕事なんでやりたくないなぁ

 

今までAIH相手にしか仕事したことないからAWH相手の方向転換はなんか抵抗あるなぁ

 

やだなぁ

 

でも求められてるのはそっちなんだよなぁ.....

 

と悩んだ一日