Om årtusinder. | 日刊「きのこ」 skipのブログ

Om årtusinder.

 会社の先輩の佐原さん(仮名)が、日本人12人めの宇宙飛行士として、宇宙に行っているニュースを見て驚いた。
もっと驚いたことに、その次はぼくの番だと決まっているという。
 本人の知らないうちに宇宙旅行が決められているなんて、宇宙も行きやすくなったもんだ。
 ここまでくれば、学校の修学旅行なんかでも、ちょっと宇宙ステーションへ行ってきますなんていう時代なのかも知れない。
 遣唐使が命懸けで留学していたことを思えば、ずっと安全なのだから、それもアリかなと思う。

 ここまでくれば、賢明な読者の皆様は、この話がユメ落ちなのだということは、もうとっくにお気づきのことだと思う。

 しかしながら、このユメというのが、我ながら非常によくできていて、宇宙へ行くと食欲が落ちるというが、……「空気
(食う気)がないのでね」などという定番のジョークなんかも、ユメの中で思い出してたりする。

 ところで、食欲ではなくて、本当に(ユメの中での本当なのだが)宇宙へ行くには、人間の体内の水分が枯渇して危険な地帯があるという。そのことをヴァイタル・ジュース・エリアというのだが、そういう危険を先輩の佐原さんはどう乗り切ったのだろうと、ユメの中のぼくはまじめに考えている。
 そして、
「ははぁ、サハラさんだけに砂漠に強いか」
 などと一人でオチをつけていた。

 

 

以上、本当に見たユメの話でした。