牡蠣くへば、除夜の鐘でも、聞こゆるか。 | 日刊「きのこ」 skipのブログ

牡蠣くへば、除夜の鐘でも、聞こゆるか。



陸前高田から牡蠣が届いた。


この牡蠣は、震災で全滅した陸前高田の牡蠣の

復興支援として、ぼくの従弟が震災以来、毎年、

先行投資の形でロープ一本買いをして、

その収獲をおすそ分けとして、

送ってくれているもの。


今日も、剥きに剥いた、20個。


年々確実に大きくなっていると思う。




牡蠣にはシャブリがよく合うのだが、

手許にシャブリはないので、

甘くない白ワインでいただく。


パリでは牡蠣の殻剥き職人を、

エカィエécaillerと云う。

オイスターレストランの店先で、

赤いバンダナみたいなのを、

マフラーにして、

ひたすら牡蠣を剥いている。


かつては、

冬季の出稼ぎ仕事として、

スイス人がよくやっていたそうだ。

ぼくの在欧中には、

スイス人ではなく、

アラブ系の感じの人が、

多かったと思う。


ぼくが、今日剥いた

陸前高田の牡蠣は、

パリのレストランでも、

きっとNo.1というランクの

大きさだろう。

もちろん、大きいほうが、

お値段も高い。


今夜は、

東北の震災復興を思い、

かつまた、

パリの街角を思いながら、

牡蠣を味わうのである。



2014年も残すところあと、1日。

読者のみなさま、お世話になりました。

滞りがちなブログ更新にも、

よくおつきあいいただきました。

ほんとにありがとうございました。

来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

では、みなさまよいお年を。