著作権について考える
長い文章はやめようと思いながら、今回も長い文です。すみません。
著作権にうるさい国は、第一にフランスだそうだ。
次がアメリカだろう。
中国は著作権なんて発想は通用しない。
だって、「昔から中国の発明も漢字も漢訳仏典も、どんどんコピーさせてきたじゃないか」というぐらいに思っているのだろう。
それは、そのとおりだ。
著作権にうるさい企業は、第一にウォルト・ディズニー社。自分ではジャングル大帝をパクって「ライオンキング」なんて作っておきながら、他人には厳しい。
「ジャングル大帝」より
「ライオンキング」より
日本では姉妹社が著作権にうるさい。
サザエボンのときは大阪の十三(じゅうそう)で手作りで販売されてたときに、赤塚不二夫はそのパロディ性を認めたのに対し、姉妹社は厳重に抗議したそうだ。
サザエボン
(のちに韓国の工場でサザエボンだけでなく鉄腕波平などが大量生産されるにいたり、裁判所も動いて製造中止となった。)
鉄腕波平
安室波平
しかし、いったい何がパクリで何がオマージュなんだろう。
アニメ「らき☆すた」で「さあ始まるざますよ、いくでがんす、フンガーフンガー」と言っているのが「怪物くん」opのオマージュであることを知らないままに、さらにそれをパクっている作品(「生徒会の一存」)もある。
「らき☆すた」
「怪物くん」
日本古来の「本歌取り」は、パクリとは言われない。本歌とは別の世界を展開するからだというが、本歌がなければなりたたないのには違いない。
ラテン文学の最高峰とされるウェルギリウスも、わがグロントヴィ師に瓢窃の文学と言われるほど、ホメロスのパクリだ。
ウェルギリウス
画家の修行も模写からはじまる。
オマージュやパクリを積み重ねて、ときにまた新たなオリジナルが生まれるのだ。
偉大な創作者に対して敬意を払い、著作権が保護されねばならないのはわかる。しかし、創作者の死後50年も70年も保護するというのは、行き過ぎである。しかも、最近の創作者は創作活動をやめてからも、なかなか死なない。ドラマや映画の著作物については、著作権、人格権、公表権それぞれに保護期間の解釈は複雑きわまりない。作品の公表後70年なのか、チャップリンの死後50年なのかは去年も問題になっていた。
世の中はアメリカの押しつけるグローバルスタンダードとして保護期間の延長に向かいつつある。日本もアニメなどの著作権をはじめとして、科学技術などの知的所有権を守るべく、それに同調しているところだ。
ぼくは、どうも完全に賛成とは言い切れない気持ちでいる。
長々と書いてすみません。よろしければペタお願いします。
著作権にうるさい国は、第一にフランスだそうだ。
次がアメリカだろう。
中国は著作権なんて発想は通用しない。
だって、「昔から中国の発明も漢字も漢訳仏典も、どんどんコピーさせてきたじゃないか」というぐらいに思っているのだろう。
それは、そのとおりだ。
著作権にうるさい企業は、第一にウォルト・ディズニー社。自分ではジャングル大帝をパクって「ライオンキング」なんて作っておきながら、他人には厳しい。
「ジャングル大帝」より
「ライオンキング」より
日本では姉妹社が著作権にうるさい。
サザエボンのときは大阪の十三(じゅうそう)で手作りで販売されてたときに、赤塚不二夫はそのパロディ性を認めたのに対し、姉妹社は厳重に抗議したそうだ。
サザエボン
(のちに韓国の工場でサザエボンだけでなく鉄腕波平などが大量生産されるにいたり、裁判所も動いて製造中止となった。)
鉄腕波平
安室波平
しかし、いったい何がパクリで何がオマージュなんだろう。
アニメ「らき☆すた」で「さあ始まるざますよ、いくでがんす、フンガーフンガー」と言っているのが「怪物くん」opのオマージュであることを知らないままに、さらにそれをパクっている作品(「生徒会の一存」)もある。
「らき☆すた」
「怪物くん」
日本古来の「本歌取り」は、パクリとは言われない。本歌とは別の世界を展開するからだというが、本歌がなければなりたたないのには違いない。
ラテン文学の最高峰とされるウェルギリウスも、わがグロントヴィ師に瓢窃の文学と言われるほど、ホメロスのパクリだ。
ウェルギリウス
画家の修行も模写からはじまる。
オマージュやパクリを積み重ねて、ときにまた新たなオリジナルが生まれるのだ。
偉大な創作者に対して敬意を払い、著作権が保護されねばならないのはわかる。しかし、創作者の死後50年も70年も保護するというのは、行き過ぎである。しかも、最近の創作者は創作活動をやめてからも、なかなか死なない。ドラマや映画の著作物については、著作権、人格権、公表権それぞれに保護期間の解釈は複雑きわまりない。作品の公表後70年なのか、チャップリンの死後50年なのかは去年も問題になっていた。
世の中はアメリカの押しつけるグローバルスタンダードとして保護期間の延長に向かいつつある。日本もアニメなどの著作権をはじめとして、科学技術などの知的所有権を守るべく、それに同調しているところだ。
ぼくは、どうも完全に賛成とは言い切れない気持ちでいる。
長々と書いてすみません。よろしければペタお願いします。

