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岡★社長のblog<岡★惚れ!>

2007年5月にはじめた日記代わりのblog。
ナンダカンダで19年目に突入♪

 

 

\ちょっと残念/

2024年は

虫との出会いが

少なかった。

自然がいっぱいの沖縄本島北部&

徳島の田舎町で暮らした2023年は、

虫との出会いがいっぱいで

虫に関する新しい発見もいっぱい!

東京都台東区三ノ輪で暮らした2024年は

虫との出会いが少なく、新しい発見も

あんまりありませんでした。

 

 

 

  2024年、夏&秋 

道端の虫たち。

image

↑ときどき、蝶や蛾を見かけたけど。。。

都会の道端で出会う虫は、どの子もどの子も

人目を避けてひっそり生きているような

感じがしました。(ボクの勝手な印象)

 

↑カメムシの死骸にたかるアリたち。

こういうシーンも山道で見たら、

「フツーの光景」「自然の摂理」と思うけど。。。

アスファルト道路の上で見ると

都会を象徴するような風景に映り、

“弱肉強食”という概念

強く感じてしまいます。

(ボクの勝手な解釈)

 

 

 

  2024年、夏&秋 

外来種が増殖。

沖縄や徳島では見かけない蝶

東京台東区では。。。夏から秋にかけて

何度も見かけました。

 

アカボシゴマダラ

(原産地:朝鮮半島、中国南部、ベトナム)。

1990年代後半、“放蝶ゲリラ”により、

人為的に関東地方持ち込まれ、放たれてしまった

可能性が高いとされる外来種です。

この蝶は、年々、生息エリアを拡大していて。。。

幼虫時代に同じ葉を食べる在来種の蝶が

生存競争に負けて、個体数を減らすなど、

悪影響が出ることが懸念されています。

アカボシゴマダラに罪はないけど、

害蝶扱いされる日が来るかも!

悪いのは“放蝶ゲリラ”。

 

 

 

  2024年、秋 

マニアックな虫?

↑この展示会、すごく興味があったけど。。。

夏休み期間中は

「子ども連れが多くて騒がしそう」と予想し、

子ども達が虫を見たい気分じゃなくなりそうな

10月になって観に行きました。

 

↑虫たちの巨大オブジェ。

なんかバブリー、昭和のノリです。

昭和の終わりの1988年に実施された

ふるさと創生金事業」で

国から大金をせしめた地方自治体が、

競い合うように実用性のない

巨大建造物をつくりまくったときの

「大きいことはいいことだ」的な

チープな発想!

 

↑虫の標本は

見ていて楽しいと思ったけど。。。

楽しかったのは最初のうちだけ!

「ただただ大量に集めただけ!」っていう

雑な雰囲気が漂ってきて辟易。

「こんなんなら、もういいや!」と

なりました。

 

↑「ウンコ付きのフンコロガシ」など、

変わったぬいぐるみを売っていました。

面白いとは思うけど、ボクは欲しくない。

(狙い過ぎ。あざと過ぎ

 

期待していた分、

ガッカリ感大!!!!!

展示会の名前に“MANIAC”と入れて、

「昆虫って変なんだゾ」と言い切るのは

悪いことだと思わないけど。。。

虫たちのちょっとした特徴を大袈裟に誇張して

無理やり、変わり者に仕立てているようで

イジメとか、吊し上げに近い、

陰湿なニュアンスを感じました。

 

もしかしたら、

この展示会を仕切った主催者は。。。

<昆虫研究業界の第一人者>に監修してもらうため、

「昆虫を変わり者扱いすると、絶対ウケます。

そうすれば、確実に子どもたちが食い尽くし、

虫が得意じゃない親も興味を持ってくれるはず!

ぜーーーたい、ぜーーーたい大成功♪」とか、

調子のいいことを言って、上手に丸め込んだのかも!

そして、“昆虫へのリスペクト”なんて全くないまま、

必要以上にエンターテインメント性だけを高めた

“金儲け第一”の展示会へと舵を切ったのかも!

だから、本当のことを言っていても

嘘ばっかり羅列しているような

ハリボテ感が出たのかも!

(ボクの推測)

 

多様性の時代を逆手にとって

「こんな変なヤツも、あんな変なヤツもいる」

「下等生物の虫には変なヤツが多いけど、

我々、高等生物の人間様は

虫ケラどもの多様性を受け入れてやろうゼ」と

したり顔をして言い放っているような、

上から目線のイヤ〜な空気が

漂っていました。

 

子供騙しの

ショーバイ×ショーバイ

“昆虫愛”のない、

サイアクの

昆虫展でした。

(ボクの主観)

 

 

 

★★★★

都会の片隅で

息づく虫たち。

“放蝶ゲリラ”によって

放たれた外来種の蝶。

昆虫へのリスペクトが

感じられない昆虫展。

どれもワクワク感がありませ〜ん。

2023年に沖縄&徳島で見たときのように

自然の多い場所で

ノビノビと生きている虫の姿を

観察したいです★