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2022年4月21日。
ジャニーズ事務所が公式ホームページで
「ファンの皆様・関係者の皆様へのお知らせ」
というタイトルで声明文を発表!
それは、小菅宏氏の著書
『女帝 メリー喜多川』に対する抗議でした。
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\あまりにも赤裸々?/
問題の書・女帝
メリー喜多川を
読みました!!!!!
長い間、ジャニーズ事務所の副社長を務めた
メリーさんは“女帝”と言われた人物。
雑誌等で、ジャニーズアイドルのライバルとなりそうな男性アイドルに圧力をかけ、
徹底的に潰してきたというエピソードが
まことしやかに伝えれらているので、
きっと、その辺のことを
リアルに語った暴露本なんだろう。
そう思って読んでみたら。。。
ぜんぜん違っていました。
数多いジャニーズタレントを売り出すために
どんな手法を使ってきたんだろう?
ときには無謀なことをし、失敗もしたはずだけど、
失敗から何を学び、次にどう活かしたんだろう?
そういう独自の処世術を知ることができるかも!
なんていう期待もあったけど。。。
教訓になるものは一切ありませんでした。
著者は、今から40〜50年前、
フォーリーブスが活躍した時代に
何度かメリーさんと仕事をしたことがあるという
元・大手出版社の雑誌記者。現在79歳です。
<自称・大人物>が大したことのない話を誇張し、<俺様の武勇伝>として嬉々と語るのを。。。
「またこの話だ〜」「いつまでつづくの〜」と、
SMAP解散、嵐休業にまつわるエピソードなんて、
すでに報道されていることを並べただけ。
著者が、週刊誌で読んだことや噂で聞いたことを、
著者が、週刊誌で読んだことや噂で聞いたことを、
自分が経験したかのように語っているだけの
「言ったもん勝ち」の世界です。
SMAP解散の2016年、著者は73歳。
嵐が休業した2020年、著者は77歳。
とっくに雑誌記者を引退しているのに、
「何言ってんだろう、この人?」となります。
著者だからこその
エピソードもあるにはあるけど。。。
どれも40〜50年前のもの。
著者が現役の雑誌記者だった頃、
メリーさんと仕事現場でいっしょになって
ああ言った、こう言われただけの話なので、
「え?それだけ」と肩透かしをくらいます。
★★★★★★★★★
序章、第一章、第二章、第三章……。
メリーさんのエピソードを前振りにして、
自分自身の話をはじめ、自己正当化のための
長い前置きをしたあとに「俺は凄いんだぞ」という
自己満足度高めの自慢話をダラダラ続けるのが
この著者のパターン。
急に思い出して、あれもこれもと補足するので、
時代があっちに飛んだり、こっちに飛んだり。
同じ話がしつこく繰り返される地獄のループ。
呪文のようです。
ジャニーズ事務所が
出した声明文は。。。
「著者である小菅宏氏は、
本書籍内及び本書籍紹介文におきまして、
ご自身と故ジャニー喜多川並びに
故藤島メリーとの関係について事実と異なり、
仕事上の関係性が50年にわたって続いていた、
と読み手が誤認するような表現で
言及されていることから、
正確性に欠けております。
実際には、小菅氏が出版社の
担当編集者を務めていた40年ほど前が事実上、
関わりがあった最後の時期であり、
その後のやりとりは数えることができる
程度でございます」。
↑
『女帝 メリー喜多川』読んで、
この声明文の意味がよ〜く分かりました!!!!!
これは、ジャニーズ事務所が
小菅氏に対して怒りを露わにしたものではなく、
ジャニーズファンに向けて
こんな意味がない本を買うと、
お金の無駄ですよ!とお知らせしたメッセージ。
小菅氏なんて、どうでもいいけど、「ファンを大切にしたい!」という思いで
★★★★
発信したものでした。
仕事を引退した人が
「昔はスゴかった」と語るのはよくあること。会話の中、自然なタイミングで
昔の経験談が入ってくると
「なるほどぉ」「さすがですね」となるけど、
会話の流れを強引に変えて
<俺様話>を捻じ込まれると、げっそり!
コッチのエネルギーを吸い取られる気分になり、
嫌悪感が膨らみます。
ボクもいずれ、
仕事を引退する日がくるけど。。。
誇張が過ぎる
長ーーーーーーい
<俺様話>を始めて
自分に酔っちゃう人には
なりたくない!と
強く思いました。
小菅宏氏は反面教師です。