母親は騙されたとしても信じたかった。彼女を見過ごし家族を孤独にしたじぶんを顧みてほしかった。
無職で親に心配をかけていなかったのか。
じぶんは母親の心労の一因では無かったのか。
現実逃避に大きな事件を起こして注目されたかったのだろう。恥ずべき犯罪者に情状酌量など要らない。
同じく無職であっても、おれはだれも怨まなかったし殺したいとはおもわない。相手の人生にかかわることをじぶんが決定したくない。
犯人は愚かである。
一生贖って生きて行く覚悟はあるのか。
オマエこそ教えを請い悔い改めるべきであっただろうに。阿呆め。
