面白いこと聴いた。
ひとは環境を変えてじぶんを変える
学校を変えたり、職場を変えたり、引っ越しをしたり、か。
考えてみれば引っ越しが多くてへんなこども時代だった。
ひとの妬みやイジワルを知らんかった。
転校生は目立つ。
のに。
妬むだとか競う感情に気づかなかった。
相手を疑わない能天気な阿呆だった。
山の中の学年ひとクラスの小学校に転校したとき、昼休みは体育館で遊ぶ決まりで、スキーはできて当たり前で、リコーダーはできて当たり前で、女ボスの配下にならねばならぬ、と言うルールがあった。
体育の授業以外で運動したくない
スケートの授業だけで、スキーしたことない
楽器演奏は苦手で聴くだけが良い
ボス…( ・∇・)????
ひとりずつを認識するにも、おれひとりを数10人が新規でパンダ扱い。
名前すらおぼえられ無い。
担任教師の支えも無い。
あれれれ…?
全員がおれのこと見ているのに、おれはほかのひとに然程関心が無い。
此処で、デキル子は、必死でおぼえたり練習するのだろう。
おれは極めてナマケモノで鈍い。
憧れて嫉妬して競うと言う感情が欠損している。
みんなちがう
おれはおれ
したくないことはしない
田舎は此れだと村八分。
女ボスに呼び出され、クラス全員で並び、あなたとつきあわないことに決めました、と言われた。
来たくて此処に居ないし、じゃあモウイイ
学校行かない
不登校になった。
要らないなら、此処に来ない。
また転校。
親の離婚。
新しい学校では、世話役の子が居た。
不登校児が転校してくるからだろう。
もし、転校していなかったら。
どうなっていたのだろう。
悩んでは居なかった。
相手がへんなやつらだと思った。
へんなのはおれだと思う。
仲良くしてもらえない。
まぁいいや。
じゃねぇべ!Σ( ̄□ ̄;)
ひと欠片の努力でも、適応するために何かしたっけ。
いや、してねぇべ。
比べたり、嫌ったり、ハブったり…興味が持てなくて、どうでもいい。
なんでだか知らん。
じぶんは損をしている
あんたはサボっている
じぶんは頑張っている
あんたは頑張ってない
此の構造の思考を好む人類とは、平行線で永久的に交わらない。
じぶんはできる
あんたはできない
じぶんはがんばっている
あんたはがんばらない
で( ・∇・)?
ちがうひとなのだから、いいべや。
できてすごいね
できるひとがしたらどんだ
できないならできることをする
おなじように
なんでならなきゃなんねぇの
おなじようになりたくても
興味ねぇし

こどもの頃に、長田弘先生の生徒だったら、学校が嫌いにはならなかっただろうな。
ニーチェを漫画を混ぜて読める文庫を読んだが、哲学を小学生のうちに読んでいたら良かった。
哲学は詩的で素晴らしく晴れる学問だから、思考回路を形成する初期学習に組み込むことで、他者との距離を学べる。
文章やことばも学べる。
いじめ問題の要因は、知的に劣る個体による原始的行動な気がすル。
ちがうから、おなじじゃないから、いっしょにならんから、個性だから、諦めろ。
で、良い。
神は死んだ
此の神はかみさまのことでは無いのだ。
面白いな。
ニーチェ。
哲学こども文庫
無いのかな。
漫画入りだとなお良いな。
