新聞の記事の並びにきもちが沈む。
こどもを殺された両親と、病院を訴えた両親｡
地方記事なので大きくは扱われないだろう。
殺人記事よりも苦痛だった。
出生前診断でダウン症を教えてもらえず、子が死亡。
詳細はわからないが。
障害児は堕胎していいのだろうか。
要らないんだ。
親が殺していいのだ。
堕胎したこどもは医師が殺すのだが。
医師は産科医でありながら当然のように死刑執行をさせられる。
受胎したのは親の勝手だが、医師は殺さなければならない。
障害を告げなかったと罪に問われ金銭を請求される。
堕胎を拒む医師は赦されないのだろうか。
医師の倫理観は無視だ。
子は親に正当に間引かれる。
親が子を殺すために障害を告げねばならない医師の側の葛藤は無視か。
堕胎できる時期に親に選択させる。
出生前診断は悪魔の発明だ。
障害によって起こりうる病気のリスクにそなえて出産したとして、障害の在る子は害虫なのか。
生まれてきてから事故や病や犯罪で子を奪われた親は、此の判決をどう見るのだろう。
母親は高齢出産である。
子がほしいならなぜもっと早くに生まないのだろうか。
ダウン症は高齢出産で増すと聞く。
健常であることは命より重いのか。
妊娠出産は神の領域に思う。
医療は聖域に踏み込みすぎて子を製造する立場に成りつつある。
生産工場ではないだろうに｡
未来はどうなるのだろう。
旭川でペット業者が犬を生産していたらしい。
畜産である。
ペットは商品である。
生産現場が工場でも罪だとは思えない。
現に、消費者は厭きたら廃棄する｡
ひとはひとを上位に思って狂う。
ひともいつか優秀な遺伝子や欠陥のない染色体の掛け合わせで生産され売買されるのだろうか。
巨人の記事を読んで。
欲に迷った健常者のほうがよほど厄介に思うのである。
学歴もあり収入もあり人格者であるべき者は、嘘だらけで瞳が澱んでいる。
還暦を越えてなお、金と立場にしがみつき嘘を重ねる卑しさが天晴れ。
何れ程優秀であっても醜く滑稽で可笑しい。
誰が此のバカを狂わせたのか。
器の見極めを誤ったのだろうか。
実際に現場で戦う選手たちを経営側が穢す｡
此れだからスポーツが好きになれない。
選手を利用し尽くす仕組みは解体されるべきだ｡
選手側から経営側へ人材を移動すべきだ｡
システムを作り替えるべきだ。
此の犯人は素晴らしいワルの標本になり、とても役に立った。
表彰すべきだ。
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