容疑者は土佐犬三匹を手綱つきで運動させられる年齢ではない。
大型犬の運動場を自力で持てない高齢の飼育者を援助する仕組みが必要かと思う。
この殺処分された二匹はひとなつこくて気が小さいのではないか。
マイちゃんはメスだろうか。
故二匹はオスだろうか。
いぬの嗅覚は素晴らしく鋭い。
いぬの匂いのするひとに近づき意外にも怖れられ、襲ったヘタレ犬であるように思う。
飼い主の佐治氏は、とても可愛がっていたのではないか。
殺処分を予測し隠そうとした。
まさか生きているとは思わなかったから逃げた。
救急車を呼べないほど慌てていて、呼吸を確かめもせず、逃げた。
ショックで意識を失っていた被害者を死んだと思い込み逃げた。
海に波によって引き込まれ、意識を取り戻した時に海水を飲み溺れた。
胃に残る海水量でわかる。
偶然が重なり悲劇が起きた。
飼育登録をしていなくても、目立つのでわかるだろう。
付近住民は気にかけてあげていただろうか。
いぬの運動場を作ってあげられたら、トミ子さんは溺れずに済んだのではないか。
死因が溺死であれば、佐治氏の罪は殺人にはならない。
愛犬家同士の悲しい事故である。