読売新聞水戸支局取材班著
読売新聞書評欄
記者が選ぶ
死刑囚はそもそも論点がずれている。
ライオンは食糧を狩る為にシマウマを殺す。
草を食んで生きられない肉食獣の宿命のためである。
群れを守るためにのみ同種と闘う。
自己満足で殺して遊ぶような無駄は一切起こり得ない。
ましてや自死の欲求など持たぬし、自己嫌悪もしない。
鬱になるのはゴリラ等知能指数が計測できる種のみに与えられた脳の退化systemだ。
落ち込むことも自死も非効率きわまりない。
ゆえに、この青年とやらは、無知で阿呆であって死刑にする価値すらない幼稚な存在である。
教育が足りなかっただけのことで異常者では無い。
視野が狭くて歪なだけのごく普通のにんげんである。
犯行に及ばないだけの同意件の若者も多い筈。
初期教育は人格を形成する。
現在異常者が増えたと錯覚するような出来事が増えたのは、教育の不足であるのでは無かろうか。
親も教師も、根本的にこどもを未来を閉ざす方向に放置した。
置き去りの根底に在るものは、核家族化ではないのか。
自由と不自由を覚えるには、多様な年齢層で多人数の家族と暮らす環境が不可欠であった。
失われたものが、現在、少子高齢化、非婚、晩婚、人口減少による人材不足と言う国家の破綻へと着々と結び目を見せつつある。
かもね。
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