すこしまえに借りて読みました。
あの夜、君が泣いたわけ
自閉症の子とともに生きて
野沢和弘著
中央法規出版 1800円
いま検査で淘汰される運命にあるやまいが在ります。
読後感じたことは、健常者のほうが残酷で異常性が在るのにな…ということです。
生きるために生きている。
それだのに異常として廃される。
意味がわかりません。
育てにくく難しいだけではなく、周囲の理解が得られにくいため処分されるのでしょうか。
何処に行っても、卑怯で歪な言動を好むひとは健常者で、知的障害も有りませんでした。
性格やことばが武装していて、傍に居て痛みを感じる時に接しているひとは、総じて健常者でした。
ことばが通じない。
おなじ言語を用いても、通じない。
いっそ障害であれば諦めもつきますが、普通と称されるかたたちが多いです。
敢えて他者を傷つけたくて計算付くで毒を吐く為には知性が不可欠です。
卑怯です。
排除されるべきはどちらなのかと感じます。
野沢氏の文章はとても読みやすく、新聞社出身とのことですから、なるほど、ことばが開かれていて確実だと思いました。
わたくしの言動を責めるかたが、言ったことばがあります。
だってあなたも言ったでしょう
口ばっかりなこと言わないで
あなたの言った悪口は胸にしまっておきます
私ばかり損している
車を使うならガソリン代を支払ってください
何れも茫然です。
言われたら返しても良い。
提案を直ぐ覆すひとはあなただけれども…。
悪口と相談の聞き分けが出来ていない。
損得だけが問題か。そもそも意味不明…。
仕事で遅くなって使うときも?交通費支給のある会社だのになにゆえ。
ひとの脳は自己都合で解釈をします。
相手になってみなければ理解は出来ません。
ストレスで病気になったと言い、では、わたくしがやまいの種かよ…(T-T)
ひとの傍にいることは苦痛ばかり。
きっとわたくしは何かが欠損したいきものなのだろうと思います。
自慢したり競ったり妬んだり…。
興味が有りません。
そうは思ってもらえません。
めんどくさいです。