無所属の時間で生きる 城山三郎 | 日々是も~そうぼ~そう好日

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⚠️妄想ブログ⚠️
北海道今金町在住。
勤務先HOTELいまかね。
ヒキコモリ生活10年以上。2025年2月ニンゲン復帰リハビリ開始。
日本一清流の町で義父義弟のごはん係担当。
此処は空が何処までも広くて綺麗で天国。
下の義弟故栗城史多。アメブロや著書弱者の勇気が大好き。




なんとうつくしいことばなのでしょうか

読み進めるのが惜しいほどにうつくしい



「そうか、もう君はいないのか」


はじまりは話題作だったため書店で手にして

読後にあまりにも

あまりにもくるしくて

大泣き

ただ

結婚というものが

ひとりきりのつれあいをみつけられるということが

できうるものであれば

このような奇跡であればと願った


えいえんのひとりとはどのようなものなのか


このかたはどのような著書を遺されたのか


目につくたび購入

これはもともとの蒐集癖


手にはいるすべての作品をてもとにならべていたい

新刊で揃えたい

書物にはじぶんの念のようなものがすこしずつ宿る

くりかえしふれて

読み重ねるたびに

こころのひきだしがあわただしくひらく

たいせつにしまわれてゆく

つぎに

あけられるまでしずかに箪笥がふえてゆく


古書のときには

もしやもとのもちぬしのかたに呼ばれているのだろうかと不思議になるほどに

おもいがけないものに手をのばすおもしろみもある




ことばが読み棄てられるように消費され

電子化がすすもうとも

城山三郎著作は書物でなくては勿体無い


読むの

惜しい・・・・


珊瑚の時間


うつくしい・・・・・



「一日一快」



これならできる


ねむるまえに

うつくしいことばをひとひら


うつくしいにほんご



たいせつに読もう