ことしこそ寝ないぞ。
きょねんは画面ざらざらで観れなくて音だけだった。
おととしはおおそうじしたりお重つめたりでくたくたで寝ちゃった。
ゆくとしくるとしでぼーーっと起きたんじゃなかっただろうか・・・。
おしごとはじめてにかいめのお正月。
いいとしだったか?
と。
おとくいさまに訊かれて。
ことばをつくれなかった。
らいねんはこころからおかげさまで、と。
おつたえします。
ももちゃんの腫瘍はあとかたもなく消えてしまいました。
怖くて映像にできませんでしたが。
夢だったのでしょうか。
ひとよりもはやいじかんをいきているので。
やまいの進行も治癒もそくどがちがうのでしょうか。
内臓に。
発症していたとしても。
このこはなんだかふしぎなこなので。
じぶんでどうにかしてくれるようなきがします。
いぬぎらい。
いきものはこわくてさわれないわたしを。
ペットショップから呼び寄せるだけのなにか特殊なちからのあるわんこ。
わたしをまもってくれているのは。
ももちゃんなのかもしれません。
このこがいなかったら。
きっとわたし。
とうににげだしている。
おうちにひきこもれたり。
ニートだなんて胡散臭い造語に分類されてしまえるような。
そんなめぐまれた環境にうまれてきていない。
働けないことは即飢えてしまうことを意味する。
じぶんをおかたづけするじゅんびのできないわたしは。
どれほど苦しいまいにちでもおしごとをさけてとおることができない。
どれほどおそろしくてつらいことでも。
ひとはじりつしなくてはならないので。
ささえすぎるみじかなひとが。
ほんとうは諸悪の根源。
おべんきょうだけがじょうずでひととしてはおろかなままで。
よわいままで。
じぶんにはもっとおおきなことができるとかふざけたこといって。
じみちにがんばってはたらいているよのなかのしくみをささえているひとりに。
なってからほざけることなのじゃなかろうか。
過保護だ。
職場はいくらでもあって。
えらぶから道は閉ざされる。
たのしいからはたらくわけじゃない。
はたらくことにたのしみをみいだすのはじぶんのちから。
ニートじゃなくて。
無職。
そんなもんカタカナにしなくたっていい。
はたちになったらひとはじりつするもの。
それが成人の意味。
ささえあうのは。
あたらしく家族をつくってそのひとと。
親に縋るのはみっともない。
ほんとうに単純なことなのに。
そのためには収入を得なくてはならない。
よほど特殊な生い立ちでもなければ。
どんなかたちであれ。
はたらくしかないので。
わたしのようなひびのはいったいきものでも。
どうにかおそとにいられる。
つねに緊張していてひとのおんどにおびえていても。
どうにかしてくれるのが社会のようです。
らいねんはもすこしできることふやそっと。