りら | 日々是も~そうぼ~そう好日

日々是も~そうぼ~そう好日

⚠️妄想ブログ⚠️
北海道今金町在住。
勤務先HOTELいまかね。
ヒキコモリ生活10年以上。2025年2月ニンゲン復帰リハビリ開始。
日本一清流の町で義父義弟のごはん係担当。
此処は空が何処までも広くて綺麗で天国。
下の義弟故栗城史多。アメブロや著書弱者の勇気が大好き。



りらは無気力なこども。

いつも本を読んでばかりのぼんやりしたこども。


いつもねむたくて。

ひるまもよるも。

どこかとおいところからじめんをながめているようなこども。


おとーさんがあそびにんだったので。

おうちにはおかねがいつもなくて。

でも。

きがついていなかった。


おかねに無関心で。

ほしいものがあまりにもすくなかったから。


おかーさんがそばにいてくれれば。

いっしょにおうちにいれば。

しあわせだった。


なんどめかのおとーさんのぼうけんがしっぱいして。

おとーさんがいなくなった。


おかーさんは。

おそとにはたらきにいってしまう。


ひとりぼっちになっても。

本がそばにいてくれた。


いつも。

ひとのなかからはなれたところでぼんやりただよっているような。

どこかおかしかったから。

がっこうにはいつもなじめない。

ひとなみがわからないから。

はみだしてしまう。

なかまになれない。

きらわれる。


あたらしい。

おとーさんができた。


おかーさんはうまくできなくて。

そのひとのところに。

りらを。

すてた。


おいだされはしなかった。

でも。

りらは。

こうこうせいのとき。

すこしのあいだすてごになった。


しかたがなかったの。


おかーさんがあとでいったことば。


疑問はおおかったけれど。

かんがえないようにしてとじこめた。


おとなになって。

おもいだすたび。

やっぱり。

なんどでもとじこめるしかなかった。


おかーさんは。

りょうほうとも。

りらのせいで。

おわったんだって。

いった。


どうして・・・・?


りらは。

ちゃんとおかねをもってかえればいいのかなとおもった。

はたらいて。

おきゅうりょうをもらって。

おかーさんにわたせれば。

いいのかなとおもった。


ほんとうはだいぶまえからおかーさんがだいきらいだった。


だけど。

おかーさんだから。

がまんしてた。


はやくけっこんしたかったのに。

こわくてできなくて。

おうち。

でるのこわい。

ひとがこわい。

めのまえでにどもこわれてしまった。


いらないこ。


りらはいつもどこかでじぶんはひつようとされていないんだって。


だれかをひつようだとおもうのがこわいおとなになった。


ふつうになりたいのに。


どうやってもおかしいっていわれるおとなになった。


ちゃんとまわりをみて。

おなじようにしたくて。

がんばろうとしても。


ぼんやりしててとろくて。

じぶんにがっかりしつづけて。


ちゃんとするにはどうしたらいいのかな。

わからないまま。

ものまねで。

なんどかれんあいをして。

やっぱりわからない。

あいてのゆーこときいていればいいんじゃないんだ・・・・。


すき。


きらい。


どっちもよくわからないから。

どうしたらいいのかわからない。


ながめていたいだけじゃだめ。

ぼんやりしてちゃだめ。


だめのいみがわからない。


どうしたらいいのかわからない。


りらはいつもぼーーっとして。

あいてにきらわれるのをまっているだけしかできない。