おおきなおしごとを。
まかされました。
さあがんばるぞ。
みんなのために。
がんばらなくっちゃ。
でも。
みんなには。
ぼくのことばは。
つうじないんだ。
きがついたら。
とおくのまちのひとまで。
みんなが。
ぼくのこと。
なんにもできないじゃないかって。
せめるんだ。
いっしょうけんめいおねがいしても。
たくさんのひとのまえで。
じぶんのまちのひとにきょぜつされるぼくを。
あたりまえのようにわらってみているんだ。
おなじまちのひとがいちばんまえにいるんだよ。
かわってみて。
じぶんが。
りっぱなこと。
ならべたてる。
きみがかわってみて。
ぐんしゅくと。
ぐんじりょくのほじ。
うらおもてなんだ。
いま。
ぐんしゅくといって。
すべてのまちが。
ぐんたいを。
ちっちゃくしようねってきめたとして。
そのときに。
うそつきが。
いるんだよ。
こっそり。
にんまり。
そのときをたのしみにして。
ぶりょくで。
ひとのこころをうごかせるなんて。
ふしぎなことを。
かんがえつづけている。
だれかがいるんだ。
ひとごろしをしないぐんたいを。
もつことがみらいのぐんしゅくにつながるんじゃないのかな。
まもってもらうばかりしかせんたくできないまちで。
ぼくは。
かなしい。
だって。
そばにいる。
なかまだったはずのひとに。
まいにちつぎつぎうらぎられ。
おなじまちのことばなのにはなしすら。
できない。
だめだめな。
はんこをおされたぼくが。
となりまちのひとや。
とおくのまちにいるひとや。
ほんとのぼくをしらないひとに。
なんておもわれるのかなぁ。
ちゃんとかんがえてくれてるの。
じぶんのまちが。
ほかのまちにないがしろにされてしまうのは。
ほんとうは。
ぼくだけのせいじゃないんじゃないかなぁ。
ぼくをひとりきりにするのは。
だれなの。
だれがぼくになってもおなじなんだよ。
まちがかわれないからね。
またあのまちは。
もめてるんだなぁ・・・。
って。
ほかのまちに。
うんざりされちゃうだけなんだ。