うしやぶた、ひつじ、にわとり。
どこがいるかとちがうの?
どこがくじらとちがうの?
どこがくろまぐろとちがうの?
たとえば。
おこめのひとつぶひとつぶも。
いきている。
ざんこくとひつぜんの。
そのさはどこにあるの?
いのちをうばい、たべることでいきものはじぶんのいのちをつないでいるのではありませんか?
こむぎは。
はじめから。
しんでいますか。
かりとられるときに。
くつうをかんじていないと。
どうしてわかるの。
かわいそうなんて。
いえるひとはなにもたべないで。
そくしんぶつになろうとでもいうの。
たべるときにほんじんは。
てをあわせて。
いただきます。
たべおわると。
ごちそうさま。
というのです。
ありがたくいただきます。
たべたいのちのぶんだけ。
がんばらねばなりません。
それのどこがざんこくなのでしょうか。
たべられるためにだけ、うまれてきたいいのちなんて。
そんざいするのでしょうか?
たべてはいけないいのちは。
どこにそのしるしをつけてうまれてくるの?
ちくさんや。
のうぎょうや。
ぎょぎょうの。
すべてを。
ひていして、いきてゆけるの?
たべるためにいのちをうばうこと。
ありがたくいただくことが。
つみでしょうか。
なにもたべずにいきているひとしか。
しょくぶんかについて、ひていはできません。
ただしいとしんじてはつげんすることばが。
ほんとうにただしいものかどうか。
そこに。
なんのいとがかくれているのか。
しょくじのすべてをやめられるのなら。
おおきなこえではなしても。
はずかしくない。
ぱんやぱすたをたべ。
にくをたべ。
さかなをたべ。
やさいをたべて。
よそさまのごはんのなかみをひはんするひとたちなんか。
へんだ。