ANIMAL LAGOON STUDIOで行われます。
玄関で一枚写しましょう!

あ、SKIPが後ろ向いちゃいました・・・

もう一度・・・

今度はIVYが後ろ向いてますね・・・
仕方ない・・・もう一度・・・


あ~、両方とも後ろ向いちゃいましたぁ

これで撮影は大丈夫なのかしら?

スタジオでは沢山の犬以外の動物も
撮影を行うので、多分色々な匂いが
するのだと思います。
玄関からクンクン、かなり落ち着きがありません。
慣れた場所と違って、知らない色々な匂い、
物、音、人に囲まれて撮影されるので、
吠えない、指示に従えることはとっても
重要になってきます。
この日は新作の2種類ずつの洋服を着て撮影です。
可愛いデザインでお見せしたいのですが
残念ながら撮影の様子は撮れないので、
発売になったら、またブログでお知らせします~。
ところで、モデルって普通の写真と何が違うの?って
聞かれることがあるのですが・・・
雑誌の撮影のポーズはちょっと難しいのです。
ファッションショーのモデルの場合は、
きちんとヒールウォークが出来て、
静止が出来ればOKです。

お散歩の時に、犬が飼い主を引っ張ったり
犬の行きたい方に飼い主がついて行ったり
していませんか?
リードがピンと張っていたら、すでにNG

もちろん、吠えたり飛びついたりはNGです(笑)
ほぼ真横を、飼い主の歩調で歩きます。
飼い主が止まったら・・・止まって
速足をしたら、一緒に走る
ペースを落としてゆっくりにしたら・・・
犬も一緒に歩調を緩めます。
フォッションショーのモデルウォークです。
展覧会(ドッグショー)の時のウォーキングとの
違いはわかりますか?
では雑誌の場合はどうなのか・・というと、
まず、基本ノーリードになります。
自由に遊びまわるところを撮影の場合も
ありますが、まずは静止でのポーズです。
バック紙と言われるスクリーン状の紙の上で
ポーズするのですが、これが滑るんです~。
「お座り」の足がずるずる~っと崩れたり・・・
伏せの姿勢がうつ伏せの伸びになったり・・・
しかも、紙なので破いたり折り目をつけないように
動かなくちゃいけない~!
しつけの場面や散歩では
リードを引いて指示を出したり、
静止をできますが、
撮影の場合はリードがないので、
コマンド(声による指示か、ハンドシグナル)で
全て行っていきます。
そして、普通の写真との一番の違い・・・
基本的に洋服を見せたいので、
正面を向いてポーズすることがほとんど無いのです。

体を横に向けて、
ロゴや模様の写したい方を向けて伏せの姿勢・・・
袖や裾のある服の場合はこうやって
足を出して伏せます。

パーカーなど、背中に模様や
特徴のある服の場合は振り向き姿勢。

振り向きも、ロゴや模様のある場所によって
振り向く方向を変えます。
女の子場合、スカートのある服だったら
尻尾は下げてスカートが綺麗になるようにします。

そして、これがスタンドの姿勢
裾のあるパンツやつなぎの場合には
このポーズが多くなります。
実は、うちの子たちはこの姿勢が苦手です。
足元が滑るのと・・・
顔だけ横に向けることが中々出来ない!
しつけの時に、「呼んだら側に来て座ってアイコンタクト」
と教えたのが、この姿勢の時には裏目に出るのです。
今回はSKIPがロンパースの洋服で
スタンドの姿勢だったので、私、汗だくになりました。

襟元に特徴のある服の場合や
お揃いで見せたい場合は、
こんな感じで並んでさりげなく脇も見せます。
いかがですか?
僕たちのモデルさんのポージング!
芸術の秋には、家で写真を撮る際に
モデル気分で撮影してみませんか?