モデルさんできるでちかぁ? | SKIP♪IVY

SKIP♪IVY

SKIPは私の初めての犬です。
何にも代えられないほど愛しくて大切な存在でした。
でも、たった11歳4か月で2018年12月12日に旅立ちました。

今は、日本スピッツのIVYとメインクーンのKITTYと
夫婦で横浜に暮らしています。

「愛犬チャンプ」の撮影は駒沢にある
ANIMAL LAGOON STUDIOで行われます。
玄関で一枚写しましょう!

DSCN9782.jpg

あ、SKIPが後ろ向いちゃいました・・・
もう一度・・・

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今度はIVYが後ろ向いてますね・・・
仕方ない・・・もう一度・・・

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あ~、両方とも後ろ向いちゃいましたぁ
これで撮影は大丈夫なのかしら?

スタジオでは沢山の犬以外の動物も
撮影を行うので、多分色々な匂いが
するのだと思います。
玄関からクンクン、かなり落ち着きがありません。

慣れた場所と違って、知らない色々な匂い、
物、音、人に囲まれて撮影されるので、
吠えない、指示に従えることはとっても
重要になってきます。

この日は新作の2種類ずつの洋服を着て撮影です。
可愛いデザインでお見せしたいのですが
残念ながら撮影の様子は撮れないので、
発売になったら、またブログでお知らせします~。

ところで、モデルって普通の写真と何が違うの?って
聞かれることがあるのですが・・・
雑誌の撮影のポーズはちょっと難しいのです。

ファッションショーのモデルの場合は、
きちんとヒールウォークが出来て、
静止が出来ればOKです。

ヒールウォーク
お散歩の時に、犬が飼い主を引っ張ったり
犬の行きたい方に飼い主がついて行ったり
していませんか?
リードがピンと張っていたら、すでにNG
もちろん、吠えたり飛びついたりはNGです(笑)
ほぼ真横を、飼い主の歩調で歩きます。
飼い主が止まったら・・・止まって
速足をしたら、一緒に走る
ペースを落としてゆっくりにしたら・・・
犬も一緒に歩調を緩めます。
フォッションショーのモデルウォークです。

展覧会(ドッグショー)の時のウォーキングとの
違いはわかりますか?


では雑誌の場合はどうなのか・・というと、
まず、基本ノーリードになります。

自由に遊びまわるところを撮影の場合も
ありますが、まずは静止でのポーズです。

バック紙と言われるスクリーン状の紙の上で
ポーズするのですが、これが滑るんです~。
「お座り」の足がずるずる~っと崩れたり・・・
伏せの姿勢がうつ伏せの伸びになったり・・・
しかも、紙なので破いたり折り目をつけないように
動かなくちゃいけない~!

しつけの場面や散歩では
リードを引いて指示を出したり、
静止をできますが、
撮影の場合はリードがないので、
コマンド(声による指示か、ハンドシグナル)で
全て行っていきます。

そして、普通の写真との一番の違い・・・
基本的に洋服を見せたいので、
正面を向いてポーズすることがほとんど無いのです。
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体を横に向けて、
ロゴや模様の写したい方を向けて伏せの姿勢・・・
袖や裾のある服の場合はこうやって
足を出して伏せます。

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パーカーなど、背中に模様や
特徴のある服の場合は振り向き姿勢。

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振り向きも、ロゴや模様のある場所によって
振り向く方向を変えます。
女の子場合、スカートのある服だったら
尻尾は下げてスカートが綺麗になるようにします。

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そして、これがスタンドの姿勢
裾のあるパンツやつなぎの場合には
このポーズが多くなります。

実は、うちの子たちはこの姿勢が苦手です。
足元が滑るのと・・・
顔だけ横に向けることが中々出来ない!

しつけの時に、「呼んだら側に来て座ってアイコンタクト」
と教えたのが、この姿勢の時には裏目に出るのです。

今回はSKIPがロンパースの洋服で
スタンドの姿勢だったので、私、汗だくになりました。

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襟元に特徴のある服の場合や
お揃いで見せたい場合は、
こんな感じで並んでさりげなく脇も見せます。

いかがですか?
僕たちのモデルさんのポージング!

芸術の秋には、家で写真を撮る際に
モデル気分で撮影してみませんか?