介護する側される側 | 鏡の中のparadox

介護の良し悪しを決める状況って、どんな時でしょうか?

あなたは、介護に何を求めますか?

 

私は、母の介護の時に、思いっきり知ら締められました

 

望む事は、ただ一つ!

意思の疎通です

 

介護される側と、介護者の意思の疎通

病状によって、それは、物凄く難しく、厳しいものですが、

普段から、【介護側の】寄り添う気持ちがあれば、

100%無理な事では無いと思います

 

「奇麗事を言うな!」と思われる方もいらっしゃるでしょう

でも、私は、「介護する側」と「介護される側」を経験し、

敢えて、書かせて頂きます

 

「介護される側」の立場は弱いです

理由は、家族を人質に取られているから!

私の母は、叩かれ、縛られ、精神崩壊しました

 

そういう時の対策は、居場所の交換です

お役所はあてになりません!

家族が動くしか無いのです

 

そして、「介護する側」の皆様!

あなたは、その方の、何処までを解っていますか?

食事をしている所を見たことがありますか?

トイレをしている所を見た事がありますか?

入浴をしている所、余暇の時間に何をしているか、

見た事がありますか?

 

その都度、きちんと、対応出来ていますか?

 

特に、男性の御利用者様は、言葉で訴える事が少なく、

自分の中で解決してしまう傾向があります

 

どうか、一度、その方々と、食事を共にし、

トイレを共にし、入浴を共にしてみて下さい!

解らなかった事、知らなかった事、思いもしなかった事が沢山見えてくる筈です!

 

私は、施設に勤務していた頃に、敢えて、重病の方との食事を心がけておりました

兎に角、沢山の事を教わりました

 

その方にとっての、適正な器やスプーンやフォーク、トロミの加減、

飲み物に対するストローの差し方、温度…

何が苦手で、どうして欲しいのか…

言われなくても、解る様になります

そして、苦だった食事の時間に笑顔が見られる様になる

それを、職員たちで、共有し、誰が入っても、同じ様に接する事が出来る

 

私は、皆様に、ありとあらゆる事を教えられました

それが、有難く、嬉しい日々でした

 

最後に、一つ…

「介護される側」の方へ

悪しき施設の見極め方をお伝えします

入浴後の洗い物を、きちんと、畳んで返さない所はダメです!

抜け殻の様な状態で、返して来る所は、ダメ!

 

入浴は、

時間制限があるから、流れ作業になりがちです

でも、だからこそ、限られた時間の中で、気持ちよく過ごして頂きたい!

 

リフト入浴の際も、冬なのに、肩丸出しで終わりなんて、ダメだよ!

ちゃんと、タオルをかけて、シャワーをかけるのは、当たり前の事なんだよ!

 

一人前の介護者だったら、それ位出来て当たり前!

…と、介護福祉士の試験に、何も勉強せずに挑み、受かってしまった似非介護福祉士の私は思うのです

 

 

↑今日の1曲

 

この曲には、ある意味、救われた過去があります