我が家の姫様の手術について…メス猫の避妊手術レポ | あしたもいっしょ

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生きてりゃ誰もが通る道「わたし編」

先日、安眠サポートサプリ「月の休息」をご紹介した時に、不眠の原因であるにゃんこの発情期について書きましたが、にゃんも私の気持ちもようやく落ち着いたので、手術のこととか少し書かせて下さい。

なので今日は、ビューティ記事はお休みですごめんなさい

だんなちゃんもmikoも、ネットでいろんな方の記事を読んで参考にさせてもらいました。
我が家のように何の予備知識もなく似たようなことで困っていらっしゃる方いましたら、こんなケースもあるんだ・・・と思っていただけると幸いです。

8月初旬にノラ猫兄妹を我が家に迎えて以来、最初の難関は避妊・去勢手術でした。一度目は完全な大失敗!!怖がらせただけで頑張った結果はマイナスに・・・。

まず、捕まえらないニャンコの捕獲。

病院へ連れて行くためには、捕獲してキャリーバッグに入れることが必須です。
ここが一番の難関です。

病院の要望としては、身動きが取れなくなるように大きめの洗濯ネットに入れて来てほしい、とのことでしたが、それは絶対ムリ!!!

オスにゃんはゴロンとなってお腹を見せて、撫で撫でをねだります。但し、抱っこは不可。
メスにゃんは、ネズミのおもちゃとかで遊んでくれますが、撫で撫ではイヤイヤちょっとだけ。

生まれてから1年強、ノラ猫として生きてきたこの2匹が、ここまで懐いてくれただけでも奇跡ミラクルバトルキラキラ

今回はどちらか1匹でも・・・と、この発情期にきて太ってきたメスにゃんがもし妊娠していたら死にそうまーくんという心配もあったので、メスにゃんに焦点を絞りました。

にゃんこも「この世の終わりかぁガクブル」と言うくらい怖がります。
心がとてもとても痛む時間です。こちらの心のストレスもピークにきます。

我が家は、結局はだんなちゃんが上から毛布をかぶせ、(視界がなくなるとにゃんこは一瞬動きが止まります)ぐるぐる巻きにして毛布ごとキャリーバックに入れ、蓋を閉めてから毛布だけ隙間から引き出す・・・という方法で成功しました。

振り返ってみると、この方法が一番誰も傷つけず安全・高成功率と思います。
(mikoは蓋を閉めている役だったため無傷でしたが、だんなちゃんは片方の二の腕に数個切り傷を作りました。)

メス猫避妊手術この子です乙女

朝9時から10時の間に予約した病院へ連れて行かなくてはならなかったのですが、6時から色々試し、9時ちょっと前に成功。もうこの時点で2人ともクタクタです。

キャリーバックに突然閉じ込められたピアちゃんは当然パニックってますので、バッグの上から毛布をかけて視界を遮ります。これでおとなしくなります。

車での道のりは3分ほど。ものっすごーく不安そうな顔してました。

元ノラなので、当然、猫ワクチン注射は打っていません。そこで病院からの提案で、避妊手術と一緒に免疫をあげる注射もしていただくことに。費用は22,000円+税です。もし妊娠していた場合は、プラス10,000円とのことでした。

病院ではキャリーバックごと預け、本来ならば1泊なのですが、相当なストレスになることを予測し、病院からその日の夕方にお迎えに、と言われました。

4時過ぎに迎えに行くと、キャリーバックの中で大人しくしている姫様が泣き2
麻酔から覚めるのも早かったそうです。幸いなことに妊娠はしていませんでしたホッ

家に着いて、だんなちゃんがキャリーバックの蓋を開けた途端、すぐに2階の寝室へダッシュ、そして、私たちの手の届かないベッドの下に隠れてしまいました。

そりゃそうですよね。怖い思いしたのですから、、、あせる
ネットではしばらく何日も隠れて出てこない、寄ってこない、など苦労話があちこちで書かれていたので、もともと懐く方ではなかったので、「振りだしに戻ったね・・・」と夫婦でしょんぼりshun...*

もう1匹のオスにゃんは、最初はちょっと威嚇するような感じでしたが、すぐに仲良しに戻ってました。ただオスにゃんはまだ発情中だったので、そっちの制止に苦労しました。ようやくそっちもおさまってきたかな?

その日の夜8時頃、ほんの少しお水を飲ませ、吐かないのを確認。麻酔からの目覚めは大丈夫そう。ご飯は食べたくなったら下に降りてくるまで待っていたら、オスにゃんが連れてきてくれましたにゃん

でもオスにゃんが用意していたいつもよりもグレードアップしたご飯を食べてしまったんです。
姫はいつものカリカリを少し食べて、また2階へ。

歩いている様子を見てもふらついたりはしていませんでしたが、以前のように階段を駆け上がるような素早さはまだまだ。

その後、夜中にまた下に降りてきたので、ささみのほぐれるフードを少しずつちぎりながら与えると、美味しかったらしく、いつもよりもパクパク喜んで食べてました。

そうそう一つ大きな失敗があります。
2階の寝室へダッシュすることは予測していたのですが、トイレはいつもの階段の下のまま。
行きたくなったら降りてくるだろう、そうでもしなきゃもう下には降りてこないのでは?と思っていたんですが、私の布団で粗相をしてしまいました。たぶん帰ってきてからすぐ!洗える羽毛なので速攻洗いました!

もともとトイレにとても神経質な子なので、その後は大丈夫。
ウンチは翌々日の朝にしっかりたっぷり出てました。

翌日には食欲がかなり旺盛で、手術前日の夜8時から絶食していた分を取り戻すようにパクパク。

オスにゃんのようにお腹を見せてくれないので、どういう状態になっているのか、実は昨日まで確認できなかったのですが、お腹の部分かなりの範囲が剃られています。おっぱい4つ丸見えです。その真ん中に縦5センチほど切って縫った手術跡が線になって見えます。再び病院に連れて行くことは無理なので、溶けるタイプの糸を使っていただきました。結構切ってます。

痛いと言うことはできないのですが、たぶん相当痛いはず。
オスにゃんとくっついて寝ていますが、mikoかだんなちゃんのそばで寝ていることが以前よりも多いです。とっても遊ぶのが好きな子なので、痛いはずなのに遊び心も残っているようで・・・。帰宅後2日目の夜からちょっと遊びたい感じなので、体に負担がかからないように適度に遊んでます。

少しずつ元気になってる様子が見て分かります。
4日目にはいつも通り遊びたがって、「遊んでにゃー」とおねだりし始めました。

そして、うちの場合は、手術後の方が懐いてくれます。
以前は、撫で撫でをイヤイヤ受け入れている状態でしたが、今はこちらが止めるまでさせるようになりました。

昔とは違って、ノラ猫は近所では厄介者で生きにくい世の中です。
我が家のこの2匹も、オスにゃんは足が骨折+一皮むけたようなひどい怪我、メスにゃんはまだ幼く他のメス猫との縄張り争いに勝てるわけもなく。他にも数匹ニャンコが来ていたんだけど、私たち夫婦はサバイバルできそうにないこの兄・妹を育てることにしました。

本人たちは今幸せなのかどうかはわからないけれど、とりあえず吹雪の中で寝場所を探す苦労も、餌を探す苦労もなくなっただけでも良かったのかな?と思ってます。人間のエゴかもしれませんけどね・・・。

ちょうど猫の発情期なので、同じ悩みで限界を感じてるどなたかの参考になると嬉しいです。

mikoねこ