前回とは続き物、株式会社資生堂の有価証券報告書です。
明治時代から続く由緒正しき会社です。
売上高 6902億 → 6442億 → 6707億
純利益 193億 → 336億 → 127億
国内化粧品事業、グローバル事業を営んでいます。
国内化粧品事業
売上 3584億
セグメント利益 335億
利益率 9.3%
グローバル事業
売上 3026億
セグメント利益 90億
利益率 3.0%
その他事業
売上 96億
セグメント利益 18億
利益率 11.4%
筆頭株主は日本マスタートラスト信託銀行。
その他銀行系が上位を占めています。
会社は株主のものとはよく言われていますが、
実際ここらへんの株主が積極的に経営に参加しているとは思えません。
もし経営に参加していたとしたら、日本の経済の大半を牛耳る事ができる
巨大な勢力となるでしょう。
売上高 6442億 → 6707億
売上原価 1601億 → 1686億
売上総利益 4840億 → 5020億
粗利率 75.1% → 74.8%
売上高 265億の増加に対し、売上原価は85億の増加
約32%が変動原価という計算になります。
販売管理費 4336億 → 4575億
営業利益 503億 → 444億
経常利益 514億 → 444億
売上総利益の増加は販売管理費の増加で相殺されています。
この後、2010年度決算では
災害損失 16億
見本品販促品の見積もり変更の影響額 67億
純利益 336億 → 127億
と激減しています。
2011年の4-12月の実績は、
売上高 4869億 → 4907億
純利益 254億 → 269億
2010年度の実績でも特別損失がほとんど計上されていないため
純利益は少し増えているようにみえますが、
今年巨額の特別損失が計上されなければ利益はだいぶ回復することになります。
本当に危ない会社ってなかなかないですね。
それでは次回もお楽しみに!!