
友人が、ひとり、被災地へ向けて支援に出ました。
友人は、自治体の保健師です。
看護師資格も助産師資格ももっていますが、行政で保健師として働いています。
県からの要請で、被災地に入ることになりました。
先月から分かっていたことですが、今月に入り、ばたばたと出かけました。
物資が流通するようになってから保健師の援助が本格化することもあり、派遣は3月も終わりに近づいてからでした。
2~4人が一組になって活動します。
市民生活も放り出すわけにはいきませんから、地元に残る人も必要です。
年度末だったということ、3月で定年退職になる人もいます。
彼女の職場では、まず、派遣できる保健師を絞り込みました。
本人の体調(病歴、妊娠、身体障碍など)、介護している家族がいないこと、小さな子どもがいないこと、その他の都合。
そして、女性が多い職場だから気配りしていたのが、生理(月経)期間を避けること。
保健師自身の体調管理もありますが、少しでも多くの必要なものを持ち込むために、身軽に行くことも配慮されていました。
生理用品は、紙おむつと同じように使い捨てです。
物資が不足するのは持ち込めばいいことですが、その後始末のために持ち帰らなければなりません。
そういう被災地への配慮もしなければなりません。
ゴミを出さない、ゴミは持ち帰る、そこまで考えて派遣する人を決めました。
いつ誰を派遣するかで調整できることですから。
個人でボランティア活動に参加する人は、自己完結型をまず心がけてください。
活動に必要なものは持って行く、宿泊先が確保できなければシュラフを持って行く、自分の食糧は自分で持って行く、食糧や水が尽きたら帰ってくる、体調が悪くなれば帰ってくる……。
その覚悟で、被災地のボランティアセンターと連絡を取り、出かけてください。
自衛隊の炊き出しでは、材料はすべて持ち込みで、自衛隊員は被災者への温かい食事は口にしません。
車の中で携帯した食事を食べます。
米軍も、被災者からの感謝のしるしとして差し出される食品には手をつけません。
それどころか、感謝の意を酌んだ上で、お菓子などを被災者に渡します。
被災者のものに手をつけるようなボランティアだけにはならないでください。
「後遺症が出たって怪我したって公務災害よ」なんて、軽口を叩きながら出て行きました。
「安全だ」と言われていても、友人が無事に帰ってくることを祈っている日々です。
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