股関節の筋肉とは言ってもたくさんあるので何から書いていこうかな…(^_^;)
やっぱり分かりやすいのはインナーマッスルからかな?
という事で、先ずはインナーマッスルである深層外旋六筋からスタート!
深層外旋六筋は、梨状筋・大腿方形筋・上下双子筋・内外閉鎖筋の6つの筋肉の事です。その名の通り股関節を外旋する筋肉です。
①梨状筋

起始:数個の筋尖で仙骨の前面、前仙骨孔の外側及び坐骨の大坐骨切痕の縁
停止:大坐骨孔を通って大転子先端の内側面
梨状筋が収縮すると、もちろん股関節を外旋するんですが、大腿骨頭を関節窩にはめ込む求心性の力が働くんです。ですから、股関節を安定させる大切な筋肉なんです。
以前にも書きましたが、股関節には日常生活を送るだけでも相当な負荷がかかるわけですから、当然股関節の安定性に寄与している梨状筋にも相当な負荷がかかるわけです。
しばしば、この梨状筋部に痛みを訴える患者さんがいらっしゃいます。ひどい時には下肢に痺れを伴う事もあります。梨状筋症候群という言葉を聞いた事があるでしょうか?梨状筋と上双子筋の間を坐骨神経が通っていますが、そこで圧迫を受けたり梨状筋と癒着を起こしていたりすると坐骨神経領域に痺れ等の症状が現れます。これを梨状筋症候群と言います。癒着がひどいと手術の適応になりますが、軽度の癒着であれば徒手で何とかなります。その方法はここでは割愛しますね。あまりいい加減な事は言えないので…(^_^;)
梨状筋の筋緊張が高くて坐骨神経を圧迫してる場合は、筋緊張を取り除いてあげるだけで症状は改善することがあります。だから、筋緊張を取るためにストレッチをする人がいると思います。でもちょっと待って下さい!この場合、股関節を屈曲・内転・内旋させて梨状筋をストレッチすると坐骨神経が更に圧迫されて神経症状が悪化してしまう可能性が…(゜ロ゜;ノ)ノ
梨状筋症候群だけでなく、梨状筋の筋緊張が高い時にはリラクゼーションを行いましょう!
その方法は…
この方法は、簡単で安全性もあるのでお伝えしますね(^-^)
背臥位で股関節中間位の状態から、内外旋しないように患者さんに外転運動を行ってもらいます。その際、セラピストは外転運動を少し介助してあげて下さい。その運動を20回行います。そうすると梨状筋の筋緊張は軽減し、痛みが楽になります(笑)
その他にも、この梨状筋って股関節の屈曲の制限因子になってるんです。かの有名な吉尾先生が出してる論文で、遺体解剖で梨状筋を切除すると股関節の屈曲角度が上がったと報告しています。ですから、股関節の外転運動をすることで屈曲角度が上がった!なんて事も(o^-^)o
うぅ…梨状筋だけでこんなに書くとは(>_<)
はいここで飽きっぽい性格登場!
もう疲れました…(^_^;)
という事で、残りの筋肉はまた次回(笑)