この記事で、ヒール&トーできない人をできるようにします。

といっても、ブレーキングを省いたような練習ですから、ヒール&トー

出来るようにはなるものの、サーキット(スポーツドライビング)で使えるようにするには、フルブレーキングからのヒール&トーの練習が別途必要になります。

 

むしろ、一般道でヒール&トーやる方が難しいんですけどね。

 

 

始める前に、ドライビングポジションは正しいでしょうか?

 

では始めます。

 

エンジンかかってるとか、そういうことは省きます。

 

本来は重要なことなのですが、シューズについても省きます。

ただし、、靴底が足よりも外側に出張っているシューズはやめてください

これは非常に危険です。アクセルペダルの下に出張っている部分が

潜り込んでしまったり、弱い踏力でブレーキを踏みながらアクセル

を踏んでしまい思わぬ事故に繋がります。(実はよくある事故)

 

 

 

ヒール&トーできない人をできるようにする、それは、

簡単に言ってしまえば、

ヒール&トーで坂道発進を練習すればいいわけです。

私は日常、ヒール&トーで坂道発進します、実用性があります。

 

車を、坂道に持っていく前に、平坦なところで練習します。

 

注意点、

フルブレーキングがおろそかになる、ブレーキングの基本はフルブレーキング

です。一般道で皆がやっている、弱いブレーキングは本来は補正や応用的に使うものです。

 

 

・アクセルペダルとブレーキペダルを同時に右足で操作するトレーニング

フットポジションは親指~母指球でブレーキが踏めることと

足の小指側全体(足刀部)のどこかにアクセルペダルが掛かるのであればOKです。

ブレーキをペダル踏んだまま、アクセルペダルを任意の開度まで開いてください。

タコメーターを見ながらやってみるといいでしょう、

3000回転維持とか、2000回転維持とか、言う風に。

おそらく、やりにくいでしょうが、慣れるしかありません。

ブレーキの踏力を変えても、極力アクセル開度に影響が無いように練習します。

 

・クラッチミートポジションの把握

 

アイドリング状態で、クラッチを戻していって、クラッチミートが始まる

位置で止めてください。

車によっては、アイドリングのまま発信できるので可能ならばそれを体験してください。

この位置でかかとをフロアに押し付けることで、

アジアンスクワットによって徐々に繋いでいくことができます。

 

クラッチミートポジションの把握できましたよね?

 

 

 

・ヒール&トーをやってみる

状態1

右足の親指で弱くブレーキを踏んでおきます。

クラッチミートポジションの位置まで左足を上げる(エンストしないように)

 

状態2、

状態1のまま、右足の小指側でアクセルを弱く開けます

 

※これの意味は

ヒール&トー発進におけるエンストしない一番低い回転数の把握

 

 

ここまで来たら、左足クラッチを繋ぎながら、右足足刀部でアクセルを開けていきながら親指で踏んでいるブレーキ放していきます。エンストせずに発信出来たら成功です。

 
・踏力とアクセル開度の分離

ある程度できるようになったら、緩い坂道で練習してください。

それもできるようになったら、もっと勾配のある坂道で練習してください。

つまり、勾配を変えることで、踏力とアクセル開度の分離を行うわけです。