続いて「応用力」とは。
劇場サイズの芝居、
セリフのコントロールと印象付け、
特別なしぐさ、
オリジナルな役の立ち上げ方、
お客さんを感動させるコツを知っている、
監督や演出家が言ったダメから10倍のものを生み出せる、
etc...
こういったことは
非常に大切なことながら
教えてくれないところがほとんどです。
「演技を教える」のと
「役者の能力を引き出す」のは
別の仕事です。
どんな現場に行っても必ず
俳優としての武器になるのは
この「応用力」でしょう。
・劇場サイズの芝居
テレビでも光る俳優さんは
舞台出身である場合が多いですが、
お芝居の質は
見ている人の感情を動かせるかどうか。
劇場の最後列のお客さんにまで
感情を届けることに訓練された俳優は
わずかな台詞や動作も殺しません。
・セリフのコントロールと印象付け
セリフのコントロールで
もっとも意識しなければならないのは
スピードです。
聴き手を飽きさせないテンポを
ものにできれば
橋田壽賀子先生のドラマに出てくるような長い台詞や
シェイクスピアに登場する独白など
怖いものなしですね。
応用力は教えられたり、
与えられるものではありません。
+αが求められる環境で
あなたの発想力が
鍛えられる必要があります。
>3.一芸力について
