先ほどご紹介した五つの力は、
総合して「俳優力」と呼ばせて
いただくことにしましょう。
とはいえ、
「~力と言われただけではピンと来ないよ」
という方もいらっしゃるはず。
今からその五つの力が
どういうことを指すのか
紹介していきます。
その前に5つの力を
おさらいしておきましょう。
● 基礎力
● 応用力
● 一芸力
● 営業力
● 知識力
その言葉を見れば、
どんな能力のことなのか
だいたい想像がつくのではないでしょうか。
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「1.基礎力とは」
まず「基礎力」とは。
発声、
明瞭なセリフ、
立ち居振る舞い、
役の立ち上げ、
会話ができる、
芝居に集中ができる etc...
これは演技において必要な技術ですが
これらを習得することで
テレビや舞台だけにとどまらず、声優や歌手、
パフォーマンスをする職業全般に役に立ちます。
発声。
声は生まれつきのものと思っている人も多いかもしれませんが、
発声は訓練できます。
無理なく大きな声量を出したり、
硬い声から軟らかい声など
声質をコントロールできるようになることは
俳優にとってとても大事なことです。
これにはさまざまなメソッドがありますので
各トレーニング法に従っていただきたいですが、
やみくもに声を出させるところよりは
呼吸法から見てくれるところがよいでしょう。
明瞭な台詞。
芸能界で有名な俳優の中には
セリフが明瞭でない人も数多くいます。
ですが、それはその人なりの味わいがあってこそ。
やはりお年寄りでも聞き取れるセリフを
喋れることは大切なことです。
立ち居振る舞い。
俳優にとって重要な「動作」のことです。
容姿がよくても、演じている姿は
なんか残念に見えてしまう…
そんな人に足りないのはこの訓練です。
監督や演出によっては、明確な指示を出さずに
「違う!!」とだけ言われることも。
自分を客観的に見て直せる俳優は
どこにいっても重宝されます。
私も自分のクラスをもっていますが、
基礎力のトレーニングは
やりすぎて困ることはありません。
しっかり続ければ結果が出る半面、
やめてしまうと伸びは止まってしまいます。
>2.応用力について