日銀は、円安是正のために、市場介入を行いました。

この市場介入とは、ドルを売って、円を買う動きのことです。

(ちなみに、逆の、円高の時の市場介入とは、ドルを買って、円を売るということですね。)

しかし、この市場介入には意味がありません。

市場介入は、一時的な効果しかもたらしません。

一時しのぎです。

日銀が、少しだけ、利上げするだけでいいのです。

それも、少しだけです。

これは、前に掲載した通りです。

今、物価が高騰している中で、金融緩和は、インフレ圧力をさらに強めることにもなります。

少しだけ利上げするだけでも、インフレ圧力を下げ、円安を是正することにもなります。

また、市場介入は、お金の無駄にもなります。

市場介入で、ドルを売って、円を買うので、外貨準備高を切り崩すことにもなります。

それでも、日本の外貨準備高は、約160兆円もあるので、まだ、お金はたくさんありますが、それでも、お金を使うことは無駄にもなります。

市場介入ではなく、少しだけ利上げする方を選択するべきです。