去年の秋、星家にとって懐かしく、そして歴史を思い返す出来事がありました^ ^


三宅岳さん著書

"山に生きる"


日本に古くからあるその土地土地の山の仕事が描かれている。

その中のひとつ "ゼンマイ折り

そこに星家の当時の山小屋とお爺ちゃんお婆ちゃんのゼンマイ折りの様子が描かれています。

作業小屋としてあった本来の風景、お爺ちゃんお婆ちゃんの姿、そして愛犬ラブも(゚∀゚)


山に連れて行ってもらうようになった当時小学生の頃の私の記憶が呼び起こされました!

そしてお爺ちゃん、お婆ちゃん、山小屋やゼンマイ折りの事が今の時代に描かれると言う事に感動した私でした^ ^


コロナ禍1年目のステイホーム期間中に17年間もの間閉ざされた山小屋を開け、限られた資材で修繕・補修し作業小屋から滞在型山小屋にリホームして今年で3年目。

復活した今の山小屋に "是非いらしてくださいと三宅さんに連絡し、今回の訪問が叶いました!

実に四半世紀ぶりに山小屋にいらした三宅さん!


"お帰りなさい"


山小屋に到着するなり、懐かしそうに、そして楽しそうな表情になんだか私まで嬉しくなりました^ ^


今では収穫したゼンマイは持ち帰って収穫後の全ての作業を家でやるようになり、山小屋でのゼンマイ作業はありませんが、今も残る大きな茹で釜を見て

"コレコレ、やっぱりコレだよと声が高ぶっていましたね!笑


今年は大雪の影響もあり雪解けが遅く、そして梅雨時期の安定しない天気が続く最中で雨模様となりましたが、隆市さん、三宅さん、松新さん、私と4人で山小屋滞在で楽しいひと時を過ごし、翌日にはゼンマイ折りへ出掛けました^ ^

三宅さんが前回いらした時にも行った同じルート!



雨降る沢道を登り、カメラを構える三宅さん^ ^

ゼンマイを折りながら少し照れくさそうな隆市さん!

雪国の力強い木に立ちモデルポーズをしちゃう私^ ^

そして写真を撮る三宅さんを撮る松新さん!


約30年前と何も変わっていない山ですが、そこにはお爺ちゃんの後を繋いで来た隆市さんが居て、そして見習いの私がいる!


一冊の本が繋いでくれたこの縁と、受け継がれていくこの山と、星家の歴史が深いものと感じる事が出来る時間となりました!


今回は1泊2日で慌ただしかったですが、落ちついた頃にまたゆっくりお話ししたいなと思う私なのでした(^_-)


最後にサインと素敵な言葉をいただきました♡

三宅さん、お忙しい中山小屋にお越しいただきありがとうございました^ ^

また是非!

今度はゆっくりいらしてくださいね^ ^