こんにちは。

昨日全日本スキー連盟のホームページより発表となりました引退について、

突然の引退でたくさんの方々を驚かせる報告となってしまいましたが、

私、星瑞枝は2014/2015シーズン開幕目前のこの時期ではありますが、

ナショナルチームを辞退・競技を引退する事を決めました。

トリノオリンピック以降8年間バンクーバー・ソチオリンピックに向けて全力で走り続けて来たオリンピックへの想い、

今年2月・7月の2回の怪我、

ピョンチャンオリンピックに向けた今後の活動についてと、

今までの競技生活を振り返り、

何度も何度も自分の心の声を聞きながら、問いながら、苦しみながら考えて出した答えです。

正直まだやりたい気持ちもありますが、

今まで大小7回の怪我と4回の手術に加え今回の2回の怪我と5回目の手術を通して、

身体に届かない心の声がある事を初めて目の当たりにしました。

この引退と言う決断は諦めではなく、

初めて自分を認めてあげられた事の結果の結論と強く感じています。

今まで本当にたくさんの方々にサポートいただき、

ここまで選手を続けてこれた事には感謝しても仕切れない気持ちでいっぱいです。

そして復活を願って応援してくださり復帰を待ってくれていたたくさんの方々へは、

その想いに応える事の出来ない結果となってしまい心が痛みます。

今後の方向性としてはまだ決まっていませんが、

もう少し時間を掛けて自分に出来る事やれる事やりたい事をしっかり考えて、

第2の人生をスタートさせて行きたいと思います。

もちろん雪上から完全に居なくなる訳ではないので、
スキーが滑れる身体になるまでは引き続きリハビリにも励んで行きます。


星瑞枝が歩んで来たアルペンスキー選手としての21年ナショナルチームとしての15年は、

私ひとりだけのものではなく一緒に闘って来た仲間や、

サポートしてくださった全ての方々があってこその歩みです。

私はスキーを通してとんでもない経験をたくさんして来れました。

このとんでもない財産を築き上げて来れた事に大感謝です。

今まで私を応援して来てくださった全ての方々へ、


ありがとうございました!

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星瑞枝