どうも、電Nです!
去る2024年3月1日、仕事が休みだったので豊橋鉄道の東田本線へ乗り鉄旅へ行って来ました。

そしてこの日は、先日車体のリニューアルをしたモ3500形3503号白い車体のままでの期間限定運行(3月1日〜3日)・初営業運転ということで、これ狙いで行って来ました。

ただ正確な運行時間がギリギリまで分からず、先に他の所へ寄り道したり、競輪場前電停にある市内線営業所モ3503号記念ガチャ(※こちらは次回紹介します。)を回したりして遊んでいたら、営業所の係員さんが「今から3503の初運転が1往復限定であるから乗ってね!」と親切に声を掛けてくださり、競輪場前電停から乗る事にしました。

競輪場前電停で待っていると、係員さんの言葉通り来ました。

すぐに乗り込みます!
↑運転台仕切り部分
「京王重機 2024年」の製造銘板がありました。
車体のリニューアルと言ってましたが、もともとの車体を改造したのではなく、使える部分を再利用した上で新造したそうです。

↑天井部分
名鉄タイプの三角形のつり革がありました。
壁や天井は完全に変わっており、室内灯はLED照明になっています。

なお、乗客が多かったため全体の撮影を断念したんですが、座席はオールロングシート化されており、
↑このようなモケットは親会社の名鉄タイプの物でした。(※後述する運転台椅子と同じモケットです)

そして、ここが一番面白いポイントなんですが、
車体は新品なのに対し、乗降扉のガラス窓が古い物なんです。
「自動扉」という文字がかなりかすれており、こちらの窓ガラスは旧車体から再利用のようです。
(せめて塗り直せばいいのに~(心の声))

↓次は、運転台
同じ豊橋鉄道のモ800形を元に作ったそうですが、マスコン,ブレーキ弁旧車体から流用のものですが、足元に足踏みデッドマン装置(マスコン右下の赤いペダル)が新設されています。

そしてこれも、新造車体でありながら、速度計未設置なんです!
恐らく、機器類の配置的に厳しかったんだと思いますが、新しい車体なのに速度計が無いというのが名古屋の鉄道の子会社という名古屋テイストな感じがあって面白いポイントです!!

運行終了後は、車両基地(赤岩口車両区)に回送となるため、その様子も見てきました。


以上です。
なかなか面白い車両でした!