パンフの仕様 様式:中綴じ12ページ 寸法:211mm×148mm 印刷:4色 用紙:マットコート紙 107.6g/㎡(実測値) 90kgまたは94.5kg(四六判)と思われる スキー場公式サイト https://www.togakusi.com/ski/ |
2020シーズンより、経営が変わったこのスキー場。パンフのテイストも一変。
2020シーズンの表紙が左、2021シーズンの夏営業の表紙が右である。
冬営業だけでなく、夏も同じ作家さん(または同じ画風)の起用は、ブランディングとしてはいいことであろう。
ゲレンデマップも見ておこう。
「Gelaende Map」というタイトルになっていて、一瞬誤植かとも思えるが、「ゲレンデ」はもともとドイツ語で、英語表記であれば、このスペルが正しい。ただ、英語では一般的にこの手の図は「Trail Map」と呼ばれているので、どうせならそちらにしてほしかった。
一見して、それほど悪いようにも見えないのだが、マップの色味が濃いことが気になる。空撮写真の濃度を落として(薄い色にして)あげれば、リフトやコース線が見やすくなると思う。
更にいえば、マップの実質的な大きさが小さい。「マップの実質的な大きさ」とは下の図の白い格子の網掛けをしていない四角のエリアである。
これを1.3倍ぐらいにして、タイトルを小さくしたり、右側のコンテンツを図の中に盛り込ませたりすれば、もっと見やすくなると思う。
他にも色々突っ込みどころはあるものの、全体的には上出来の部類。
運営が一新したこともあり、今後とも期待できそうである。
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