SKI STARS NAGANO・23-24シーズン報告【加藤聖五:アルペン】 | “SANブログ”

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■シーズンを終えて
今シーズンはウェンゲンのスラロームで29位、シュラドミングのジャイアントスラロームで20位と両種目でワールドカップポイントを獲得することができました。
ウェンゲンでは1本目23位とタイム差もなく良い位置につけ、2本目にジャンプアップを狙いましたが、起伏でスキーが重なってしまい、大きくタイムロスをし、順位を大幅に下げてしまいました。わずか2点ではありますが、ワールドカップポイントは獲得することができ、日本のスラーロームの枠を2つにすることができました。
シュラドミングの大回転では、1本目に28位とギリギリで2本目進出を果たせました。2本目はコース状況が綺麗だったこともあり、自分の思い描いた滑り、ラインどりでゴールまで滑ってくることができました。コース上部でミスがありましたが、2本目は12位タイムで、合計では20位となれ、大回転でもワールドカップポイントを獲得することができました。
ずっと日本人は大回転では通用しないと言われていたので、それを多少は払拭できたのではないかと思っています。
この良い流れに乗っていきたかったのですが、3月頭に膝を怪我してしまい、リハビリをしなくてはいけなくなり、ヨーロッパのレースを全てスキップし帰国しました。
そのため、来シーズンの世界ランキングは下がります。
来シーズンは世界ランキングを上げる、そしてコンスタントにワールドカップポイントを獲得して最終戦に出場できるように頑張りたいと思います。

■シーズン目標
・WCSL25位

■シーズン成果について
今シーズンは大回転、回転の両種目でワールドカップポイントを獲得できました。ですが、その2度で終わってしまい、目標にしていた最終戦出場は叶いませんでした。
今シーズンより再び取り入れたスピード系も、ワールドカップの合間の時間があるときにトレーニング、そしてレースに出場しました。3レースと数は少なくなりましたが、2000位から300位くらいに世界ランキングを上げることができ自信になりました。
シーズン後半のアメリカで左膝を痛めてしまい、予定していたレースは全てスキップし、リハビリの時間に当てました。そのため、春のレースには出場ができず、回転、大回転共に大幅に世界ランキングを落としてしまいました。ですが実力はしっかりついてきているので、ポイントはすぐに更新できると思っています。
来シーズンは世界選手権があります。オリンピックの選考にも関わってくる大事なシーズンなので、しっかり世界選手権、ワールドカップで成績を出し、早めにオリンピック内定させたいと思っています。
そして今シーズン叶わなかった最終戦出場に向けてワールドカップポイントを積み重ねていきたいと思います。今後とも応援よろしくお願いいたします。

■主な戦績
・WC Schladming GS 20th 
・WC Wengen SL 29th
 

詳細はSKI STARS NAGANO WEBで