“SANブログ”

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長野県スキー連盟の活動をUPしています!!


 

■シーズンを終えて
24−25シーズンもたくさんのご声援、サポートをいただきありがとうございました。今シーズンで一番記憶に残っているのは世界選手権です。世界選手権は私がずっと憧れていた大会です。中学生の頃、テレビで放送されていたノルディック世界選手権を見て、「かっこいい、こんな舞台で戦いたい!」と思ったのを覚えています。今大会はスキー大国としても知られるノルウェー開催ということで、レース会場に行く前からとてもワクワクしていました。レースが始まると、想像していた以上の観客と盛り上がりでした。個人戦の時には「Chika!Japan!」と名前を呼んで応援してくれる方も多く、速い選手とか好きな選手だけじゃなくて選手全員を応援する雰囲気があたたかくてすごく印象に残っています。
一番観客が集まった日にはなんと10万人ものファンたちが集まったそうです。自分が打ち込んでいるスポーツはこんなにも盛り上がれるのかととても嬉しい気持ちになりました。結果は個人最高32位とトップとの差は大きいですが、もっと高いレベルで戦いたい、戦えると思えたレースでした。納得いく結果ではありませんでしたが、すごい歓声に包まれてレースができてすごく幸せな時間でした。

■シーズン目標
①世界選手権出場 個人30位以内
②アジア大会 個人優勝
③国民スポーツ大会 優勝

■シーズン成果について
今シーズンは、楽しさと悔しさがあったシーズンでした。世界選手権やワールドカップで自己最高位を更新したり、たくさんの声援に包まれてレースできたことはとてもいい経験でとても楽しかったです。しかし、今シーズンは勝てるレース、勝つべきレースで勝ちきれなかった印象があります。全日本選手権のスプリント競技。得意のスケーティングだったので優勝を狙ってトレーニングしてきましたが、決勝で冷静な滑りができずに優勝を逃してしまいました。またアジア大会でも個人種目ではメダルを獲得することができませんでした。準備が不十分なところもありとても悔しく後悔するレースとなりました。コンディションやメンタルを整え、レースに向かう大切さ、勝ち切ることの難しさを学んだシーズンでした。来シーズンはオリンピックが開催されるので、1日1日の練習に意味を持ち取り組んでいきたいです。

■主な戦績
・ノルディック世界選手権 10km CL 32位
・ノルディック世界選手権 リレー 10位
・アジア大会 リレー銅メダル
・全日本選手権 10km CL /SK 2位

詳細はSKI STARS NAGANO WEBで
https://www.ski-nagano.org/skistarsnagano

■シーズンを終えて
手術した左膝からの復帰のシーズンで、オフシーズンからリハビリをメインに実施してきました。オフシーズンの練習やシーズンイン後の雪上練習が術後の痛 みなどで思うように進まないことも想定しながら計画的に進めていました。各セクションでの練習を多く実施し、パフォーマンスを怪我前以上に向上させることができました。しかし、スタートからゴールまでの総合練習が怪我の影響から最低限しか実施できず、大会本番でのミスは総合力の低下によるものだと自己分析しています。審査方法が現地での審査からリモート審査に変更されたことに伴い、採点基準のポイントが変更になった事も私自身に向かい風となりました。
 今季一番苦労した点は、度重なる怪我やウイルス感染により体のコンディショニングが良くなかったことです。さらに、2025年1月24日W杯第8戦で転倒した際に負傷した左肩は、負傷による途中帰国は中止し、次戦以降も強行出場を決断いたしました。全ての大会を終えた後も、左肩の具合が悪くMRI精密検査を2度受診、診断結果は全治12ヶ月で6月3日手術となりました。全てを含めて自分の力不足でした。しかし、最後まで諦めず自分に厳しくアスリートを全うできたと思います。今シーズンも挑戦する貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。

■シーズン目標
・左膝前十字靭帯際断裂しないこと
・W杯8位以内入賞
・全日本選手権2位以内

■シーズン成果について
今シーズンも多くの方々のお力をお借りしながら、新たにサポートチームの母体となる後援会を設立いただきました。怪我からの復帰シーズンであった為、練習環境や怪我のケアに最善な方法を選択し、躊躇することなく自己投資をし活動させていただきました。また、後援会のメールマガジン発信を始め、今まで以上に近い距離感で多くの方に応援していただき、それが大変心強く自分への精神的支柱となっておりました。今シーズンは、オリンピック選考に向けての重要なシーズンでもあった為、可能であれば劇的な復活を遂げたかったのですが、思うような結果が出ず、オリンピック出場に間に合わせることができませんでした。
 しかし、この辛い経験をしっかり受け止め、自分自身を強くするために必要なことだったと信じ、来シーズンに向けて始動しています。来季に掲げた目標達成に向け、競技に対する取り組み方の見直し、現状のモーグルシーンで高く評価されているジャンプ技の変更、審査基準のポイントを改めて追求していきます。引き続き、高い視座を持って覚悟を決めて取り組んでいきます。
 今シーズン参加した海外遠征及びW杯遠征で、精一杯戦えてきたのはいつも私の活動を支えてくださるスポンサー様やサポーター会員の皆様のおかげです。
改めまして本当にありがとうございました。
 来る2025-26シーズンは、さらにパフォーマンスを向上させるための準備期間となります。成績をあげていくためにも温かいサポートをいただけますと幸いです。 
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

■主な戦績
・アジアカップ5位入賞
・全日本選手権5位入賞

詳細はSKI STARS NAGANO WEBで
https://www.ski-nagano.org/skistarsnagano

■シーズンを終えて
今シーズンは全体として厳しい結果に終わりました。
TOP10入りを目指していた世界選手権では途中棄権となり、ワールドカップでもポイントを獲得することができず、悔しさの残るシーズンでした。
一方でいい成果もありました。
ファーイーストカップ大回転で総合優勝を果たし、来シーズンのワールドカップにおける個人出場枠を獲得しました。
また、FIS世界ランキングを55位前後まで上昇させることができ、来シーズンに少しながらつながったのではないかと思います。

■シーズン目標
世界選手権TOP10
WCSLTOP25

■シーズン成果について
ワールドカップでは、荒れたコース状況の中で自分のパフォーマンスがなかなか発揮できず、苦しいシーズンでした。
FECでは大回転で総合優勝を果たすことができ、来シーズンのワールドカップの個人出場枠を獲得することができました。
また、FISポイントも獲得することができ、大幅に世界ランキングを更新することができ、来シーズンのワールドカップのスタート順を上げることができました。
来シーズンはオリンピックもありますが、まずはワールドカップで成績を残すことを第一に考えて活動していきます。

■主な戦績
・FEC 菅平高原 大回転 第一戦 優勝
・FEC 菅平高原 大回転 第二戦 優勝
・FEC大回転総合優勝

詳細はSKI STARS NAGANO WEBで
https://www.ski-nagano.org/skistarsnagano

■シーズンを終えて
シーズンの初速はよく、選考会でサマーGPのメンバーに入ることができた。ただ全体的に昨シーズンと比べるとW杯やコンチネンタルカップクラスの世界大会の出場回数が少なかった。自分自身が納得のいくジャンプの回数は増えたものの試合では発揮ができずに悔しい結果となった。春秋にスロベニアで合宿を組んだのはとても良い感触だったので、来シーズン以降も続けていこうと思う。具体的に、インナーの使い方が疎かになっていると感じたので、来シーズンからは重点的にトレーニングしていきたい。team taku CUPではアーティストのライブを試みたのと、優勝者で男女1名ずつを本場のW杯に連れいてくことができ一つ目標を達成することができた。毎年続けていきたい。

■シーズン目標
昨シーズンの結果を超え、W杯に定着することを目指す。年々良くなってきている感触があるので、改めて地に足をつけトレーニングをして結びつけていきたい。またteam taku CUPでは例年よりも集客を目指し、イベントを祢津かせていき認知度を高くしていきたい。

■シーズン成果について
昨年よりも世界大会で結果を残すことができず、悔しい思いをしたシーズンであった。トレーニングでは手応えを感じるものもあったのは良かったが、試合で出せなかったのが結果に結びつかなかった要因。修正する箇所をもう少しシンプルに

■主な戦績
・全日本選手権(LH)10位

詳細はSKI STARS NAGANO WEBで
https://www.ski-nagano.org/skistarsnagano

■シーズン目標
世界選手権 個人20位以内
全日本選手権 優勝

■報告
今シーズンは、スウェーデンのIdreでシーズンインしました。11月23日から世界選手権の選考レースが予定されており初戦までにいい状態に持っていくために10月末に出国しました。大会予定地に雪がないなどアクシデントは多くありましたが、臨機応変に対応しレースまで十分なトレーニングを積むことができました。11月末に行われたBruksvallarna(SWE)とGala(NOR)のFISレースに出場し、今もてる力を出し切ることができました。日本人トップの成績は残せませんでしたが、海外の選手たちと競い合い自分の課題を見つけることができました。
12月6日から8日にはLillehammer(NOR)で開催されたワールドカップに出場しました。クロスカントリースキーの本場ノルウェーで開催されるワールドカップは観客と選手が一緒に大会を作り上げるような雰囲気があり、緊張もありましたがとても楽しくワクワクする大会でした。結果は10kmスケーティングで29位と、ワールドカップでの過去最高成績を残すことができました。ワールドカップで30位以内に入るのがずっと目標だったので、とても嬉しくさらに上で戦いたいという気持ちになりました。29位という結果に満足はできませんが、確実に力がついてきていると感じられる大会となりました。
今シーズンはアジア大会、世界選手権と世界の選手と戦えるレースが多くあります。来シーズンに迫ったオリンピックに向けても、世界で戦える力はまだまだ足りません。練習からレースをイメージして、技術やコース内の戦術を常に考え、1日1日のトレーニングを大切にしていきたいです。12月末から1月上旬は国内のレースに出場予定です。大会までしっかり準備をして、最高のパフォーマンスが発揮できるよう調整していきたいです。
今シーズンもご声援よろしくお願いいたします。

詳細はSKI STARS NAGANO WEBで
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■シーズン目標
・世界選手権 6位以内
・全日本選手権優勝
・W杯総合ランキング8位以内

■報告
昨年の12月22日に大怪我をし、長期離脱していましたが、術後10か月後である11月5日に今季シーズンインのため、北欧へ来ています。ようやく本格的にモーグル競技練習ができる喜びが大きいです。その反面、再受傷への恐怖心、そして今季から始まるオリンピック選考へのプレッシャーが入り混ざってもいます。
リハビリ期間中には、108日間ナショナルトレーニングセンターに住み込みで肉体改造ができた事、そしてオフシーズン中に悔いなく練習へ取り組めた事で、確実に着実に自信も戻ってきています。どこまで自分自身をプッシュしていけるのか冷静に体と相談して、またパワーアップして第一線に戻れるように精一杯頑張ります。そして、今季はシーズン最後に世界選手権が開催され、そこを一番のターゲットにし、調整して頑張っていきます。
現在スウェーデンにて、モーグルトレーニングを再開していますが、エッジが使用できないほどアイスバーンで、怪我後にはかなり過酷な環境でした。ジャンプ練習と整地練習を午前午後と実施し、ベーシックを焦らずやっています。時間はかなり少ない状況ですが、計画的にできることを精査して、無理せず引き続き精進します。その後、フィンランドへ移動しW杯開幕戦向けて、階段を飛ばすことなく一段ずつ確実にやっていきます。

詳細はSKI STARS NAGANO WEBで
https://www.ski-nagano.org/skistarsnagano
 

■シーズン目標
WCSL25位
世界選手権10位

■報告
24-25シーズンはニュージーランドはオハウスキー場からスタートしました。
しっかり雪やマテリアルに慣れ、ゆっくり基本を見直しながらトレーニングを行いました。
各国のナショナルチームスタッフが定期的にコースに水を巻いてくれて、毎日いい環境でトレーニングすることができました。
ワールドカップも開幕し、すでに何度か出場させてもらいましたが、まだ結果を出せていません。
FISレースの方では、11月末から12月頭にかけてオーストリアのHIPPACHで行われたGSにて2連勝することができ、FISカテゴリーのミニマムポイントの23.00を獲得することができました。これにより少しポイントの更新と、世界ランキングを上げることができました。
現在は(12月上旬)カナダでさらにGS、SGの世界ランキングを上げるために、North American Cupに出場中です。しっかりポイントを獲得して、今後のワールドカップのスタート順をあげたいと思います。そして2月には世界選手権がオーストリアはSAALBACHで行われます。
そこでトップ10位に入ることが目標なので、しっかり調整を行い挑みたいと思います。
今シーズン中にワールドカップ、世界選手権でしっかり結果を出し、オリンピック内定させたいと思います。
応援よろしくお願いします。

詳細はSKI STARS NAGANO WEBで
https://www.ski-nagano.org/skistarsnagano
 

■シーズン目標
先シーズン同様、W杯メンバーへ昇格をし世界選手権メンバーになる。具体的にはジャンプ週間前後での昇格を目指すのに、COC杯での日本人選手Topを目指す。スキー普及活動も合間を見てやっていきたい。

■報告
春と冬入り口に昨年同様に土屋ホームスキー部との合同合宿に参加させていただきました。色んなジャンプ台を飛ぶ事は感覚を養う意味でも重要なのと、現地に集まる関係者からの情報収集の観点でも優位に立てるメリットがあります。コンチネンタルカップからの開幕になりますが、W杯との入れ替えを頻繁に行って行くとの事なので、自分のジャンプを心がけて結果を残していきたいと思います。
また普及活動も昨年同様にしていきたいと思っております。我々が手がけるキッズジャンプイベントteam taku CUPにてミディアムヒルの男女優勝者1名ずつを本番W杯への観戦招待をする事になっています。1人でも多くにキッズジャンパーが世界に羽ばたき、このスポーツの魅力を発信していって欲しいと思ってます。

詳細はSKI STARS NAGANO WEBで

https://www.ski-nagano.org/skistarsnagano

 

 

10/23(水)羽田発のフライトで翌10/24(木)に合宿地であるオーストリアザルツブルク州に到着しました。ロストバゲージ等のトラブルに見舞われ、当初の予定から1日遅れではありますが10/26(土)より雪上練習に入ることができました。

練習地であるキッツシュタインホルンスキー場の状況としまして、標高約3200mに位置し降雪量は多くないもののハードな雪面と斜度のあるコースで充実した練習を行うことができています。

練習内容と練習課題として今回の合宿では足首の働きに重点を置いて練習に取り組んでいます。
初日から3日間はフリースキーで基本動作の確認や低速での基本練習を行いました。
4日目からはショートポールやロングポールを用いて実践的なトレーニングを行っています。
また練習終了後宿舎に帰ってからは、全員でコンディショントレーニングや富井コーチとのビデオミーティングを日々行なっています。
ビデオミーティングは選手とコーチで個別に行います。その日の滑りを選手自ら振り返り、それに対して富井コーチがアドバイスをすることで雪上では気付くことが出来なかったポイントなど選手が理解することができ、次の日の練習に明確な目標を持ってのぞむことができる有意義な時間となっています。

強化委員 里野