タブレットでのスケッチの製作過程 | 浮世のスケッチブック

タブレットでのスケッチの製作過程

 最近、スケッチをタブレット(スマホ)で描く事を試しています。

過去の記事でも描きましたが


まだどの様なスタイルで描いて行くのが良いか定まっていません。

ただ、デジタルで描いていて良いのは途中経過をスクリーンショットで簡単に残せるので、製作過程が残し易いです。

アナログでスケッチの製作過程を何度か記事に書きました。

ただその時はスケッチを描きながらスキャナーで取り込みながら描いてあまり集中して描けませんでした。

タブレットだとボタンを操作するだけなので製作過程の画像が簡単に残せます。

今回の記事では以前紹介したタブレットでのスケッチを描いた時に残していたスクリーンショットを紹介したいと思います。


まず、鉛筆ツールで下描きを描きます。

新しいレイヤーを作り服や髪の色、影の感じをメモします。

ここまではモデルを見ながら描くので電車の中や会社など外で描きます。

最近は文字をメモをしないで、別レイヤーにその場で色を作って軽く塗ってメモ代わりにしています。)




今回の描き方ではここでペンツールを細く設定して影の部分に色を着けます。

私の普段のアナログでの描き方ではシャーペンで下描きした後に黒ボールペンで輪郭を描き、10色ボールペンで影の部分に色を塗ります。

後で色鉛筆で色を塗る時に濃く塗る為の目安にしています。

私はビビりなので、何か目安が無いとあまり濃く塗らずボヤっとした仕上がりになってしまいます。

ボールペンの色を隠すくらい濃く塗る事でメリハリが効いた仕上がりになる気がしてアナログではボールペンを使っています。

それと、色の感じを忘れない為にもボールペンで色を付けています。

普段の通勤時や会社で暇な時に下描きをして休みの日などにゆっくり色塗りをします。

休日が忙しいと下描きをしてから色を塗るまでに間が開く事もあります。

スケッチの周囲に色を文字でメモしていますが、記憶が定かなうちにボールペンでの輪郭と影の部分の色塗りだけ先にしています。

今回のデジタルのスケッチでもアナログの時と同じ様に描いてみました。



顔の色を塗ります。

先程のペンツールで付けた影を参考に色を塗っていきます。

色の透明度を高めにして何度か重ねながら色を塗っています。



次のボーダー柄のシャツを塗ります。



上着を塗ります。

私は色鉛筆も芯ホルダータイプのモノを使っているので12色程度の色を組合せて塗っています。

デジタルの場合は微妙な色を自由に作れるので便利ですがその分色々と大変です。



髪の毛を描きます。

日付を入れて、大体完成です。


このソフトは簡易版なので3つしかレイヤーが使えません。

なのでレイヤーの使い分けが難しいです。

今回は輪郭のレイヤーと細いペンツールで描いた影と髪の毛のレイヤーと顔や衣服の色のレイヤーを使っています。

メモ書きを描いたレイヤーは色塗り前に消しました。



輪郭を鉛筆ツールで描いたレイヤーです。



髪の毛とペンツールで影を描いたレイヤーです。



筆ツールで色を塗ったレイヤーです。


こんなか感じでタブレットでスケッチをしました。

ここまで製作過程を紹介しておいてこう言う事を言うのはどうかと思いますが、最近はこの様な描き方をしていません。

タブレットでこの様な描き方をすると思ったより時間がかかりました。

なので今はもっと簡単な描き方をしています。



先日、紹介したこのスケッチの記事。
(完成したスケッチはこちら)
ベージュのコートのお姉さん


過去のタブレットでのスケッチの記事
(使っている道具とアプリの紹介)
スマホでスケッチ(タブレットでスケッチ)


過去のスケッチの製作過程の記事
スケッチの製作過程と道具の紹介
お正月特別企画・スケッチの製作過程 フワフワの襟のコートのお姉さん
スケッチの製作過程(前編)
スケッチの製作過程(後編)


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