7月14日の日曜日、我が部屋のエアコンが復旧、新調されました。

 

屋根の上で室外機の配管を調整中のラヂオ屋です。

空調服で膨らんでおります。元から膨らみ気味ですが。

 

 雨が降ったり止んだりする中、「今日しかねぇんだよ」と来てくれました。本来、日曜は休みだし、他の予定も詰まってるし、2階で面倒な屋根の上に室外機を設置しなきゃならんし。厄介案件の筆頭だったのだけれども。

 1階南側に迫り出した部屋があるために、その屋根が2階南側にくっついており、2階のLDK、すなわち僕の住まう部屋の南側には明かり取りの窓があるだけで大きな窓はない。ゆえに、室外機を室内から運び入れることは出来ない。また、迫り出した1階の屋根の右にはポリカーボネートの屋根、左は玄関屋根があり、直接ハシゴもかけられない。玄関横にハシゴをかけて屋根に上がるのだけれど、室外機設置場所は一山超えた奥。超絶重い室外機を屋根に上げるだけでも至難なのに、その屋根上で長距離移動させようとなると至難中の至難。しかも、新しい室外機を設置するためには古い室外機を降ろさなければならないわけで、室外機×2で至難×4。

「お前の部屋は最も厄介だからな。俺とお前でハシゴで室外機を上げるのは不可能だ。だからな…」と、ラヂオ屋はクレーン車を扱える同業者の人に協力を依頼してくれていた。「今日なら手伝ってもらえるってことだったから、今日しかねぇんだよ」と、休みだろうが雨だろうが来てくれた次第。

 曇天の下、室外機が空を飛ぶのを眺める。2回。機械というか道具というか科学というか、人間の知恵って素晴らしいよな、と想う。人間一人の力や能力以上のことが、当たり前に、あっという間に出来ちゃうんだもの。

 偶然にもクレーン作業中は雨が止んでいて、上げ降ろしは無事に完了。その後はまた雨が降り出し、ちょっとだけ軒があるから何とか作業は続けてもらえたものの、言っても雨の中の瓦屋根の上での作業。本当に感謝。そして、こういう時にも雨男を発動させてしまうのだなぁ。なんか、ごめん。

 

これで仏間生活とは、おさらば。

 

 お陰様で快適生活が戻りました。これで腐敗せずに済みそうです。しかし、持つべきは専門知識を持った友人。感謝感激。

 そして、想う。機械というか道具というか科学というか、人間の知恵って素晴らしいよなぁ。人間一人の力や能力以上のことが、当たり前に、あっという間に出来ちゃうんだもの。僕一人では、この快適さは1万年生きたって手に入れられない。

 

 なお、僕はエアコンの心地良い冷風を浴びる度に、エヴァンゲリオンの台詞をこっそり胸中で復唱しています。もう、癖と言っても過言ではありません。

「やっぱクーラーは人類の至宝。まさに科学の勝利ね」