令和3年4月7日、母がこの世を去りました。

79年7ヶ月の生涯でした。

 

新型ウィルスのお蔭で、

彼女の人生の最後の方は会うことすらままならなかったけれど、

新型ウィルスのお蔭で、

何かと手間も時間も経費もかかる田舎の葬式は簡略化され、楽になりました。

 

今、こうして書けているのも、とりあえずの一段落が着いたからなのですが、

未だ後始末は色々残っていますし、未だ整理すべきものもたくさんあります。

手続きや遺品も、気持ちも。

事の顛末は、また少しづつ記事にしようと思います。

 

僕自身については心配御無用です。

葬式が終わった日には、爆睡して翌朝あやうく寝坊しそうになりましたし、

「足りなかったら困る」と発注して余った葬式弁当を3個も平らげていますので。

 

 

生きている間は、

母に憎まれ口を叩くのが息子としての役目だと僕は思ってきましたが、

死んでしまったので、彼女のことを褒めてもマザコンにはならないかなと思います。

 

彼女は、困ったところもたくさんある人でしたが、

とても頑張り屋さんで、いつも微笑んでいて、すこぶる魅力的な女性でした。

彼女から与えられたものは計り知れず、

当然ですが、彼女の存在がなければ、今の僕は存在しません。

僕の大切な、誰にも代えられぬ、大好きな人でした。

ありがとう。バイバイ。