証明写真なので、イメージフォトのような美麗さは無し。

モデルルームの広告のような、綺麗で生活感の無い、

そんな部屋の写し方ができればいいのだけれど。

もちろん、写しちゃマズいものとか雑多な小物とか、

生活感が溢れ過ぎるものは捌けさせてますが。

 

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居室、南西側。

ね、白い。ってか、写真だとアラは飛ぶのだけれど。

過去、寝室は別だったけれど、一人だと1K状態の方が格段に過ごしやすい。

特に別室だと冷暖房の効率が悪くなる。わざわざ寝室を冷やしたり温めたり。

テレビやビデオも1つでいいし。

 

シーリングライトは極普通の丸い天井設置型に取り換え。

前は丸形蛍光灯8本を使う、縦3×横3の9個の四角が並んだ、

当時としては豪華なシーリングライトだった。

しかし、そこで学習したのは、

「無駄に凝ったデザインは掃除が面倒くさい」

「天井と照明に隙間があれば、埃と虫が入り込む」

「プル式の紐は邪魔」以上。

天井密着、調光、調色、リモコン。便利。

幸い、元からコーナーライトがあるので、極普通のでいいんです。

ちなみに写真は白色全開、暖色コーナーライト点灯。

通常は少し暖色にした方が落ち着きます。

 

ストーブのポットは磨いておりません。保湿用だし、どうせ焼けるし。これは趣です。

 

ラグは「ペルシャ絨毯調」ではなく、ペルシャ絨毯。

義兄が婚姻の時だったか、父母に贈ったものを拝借。お高いんだろうね、きっと。

いいの。家族だし。もう一枚、玄関に敷いてあるし。

 

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南東側。

ね、就寝しながらテレビが見られる位置。

大体、ソファで横になってうとうと寝落ちするんだけど。

 

時計の上は作り付けの棚で、あれこれ飾り物を置いてたけれど掃除を機に一斉撤去。

「お洒落なウォールシェルフにグリーンやお気に入りのグッズを飾って」

みたいなのをよく見かけて「いいなぁ」と思ってたけど、もう置かない。

何故か。埃があっという間に積もるから。しかも高所だから手間がかかる。

置いても一つ二つで、入り組んだ構造じゃないものにしよう。

 

ハンガーラックはジャケットやらシャツやらが夏冬関係なくかかってたものを、

「上着用洗濯干し場」として場所移動。今かかっているのは、ほぼヒートテック。

室内干しって、最も生活感が漂うけれど、確実に生活に欠かせないもの。

どうにか両立できないものかと悩み続けた結果、今はこの形に。

「整っていれば醜さは軽減できる説」。エアコンの風が通る場所に干したかったし。

パンツや靴下などピンチに吊るすものは、

洗濯機置き場兼脱衣場に突っ張り棒をかまして干すことにした。

ちょっと狭いけど、見たくない時は扉を閉めればいいし。

すると、どうでしょう。下着肌着を畳まずに“もぎたて”で済むのです。便利。

ま、家族分じゃなく、一人分だからできるんだけど。

 

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テレビ台の引き出し。発泡ウレタンで仕切りを工作。

仕切りケースでピッタリくるのがなかったし、ちょっと工作したくなったし。

カッターと物差しと時間があればできる。

 

テレビ台は大学入学時に一人暮らし用に買ったもの。

何度も買い替えようと思ったけれど、事足りるのでなかなか暇を出せず、今日に至る。

もうちょっと暗い茶色だったらよかったのになぁ。

 

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食器棚をコレクションケースに機能変更。

食器は数を減らし、キッチン収納を整理して、そこに収めるようにした。

 

子供の作品、よく遊んでた玩具、婆さんの形見、思い出の品、お土産、

キャラクターグッズ、恐竜、鉱石、化石、コレクションしたかった遺跡フィギュア、

懐かし&面白グッズなどなど、断捨離とは真逆の「持っていたいモノ」たち。

マイ・ミニ・ミュージアム。博物館に行くと恍惚を感じてしまう人間の性。

 

あちこちに飾って、あちこちで埃を被って、あちこちで捨て置かれてたような彼らを、

1ヵ所にまとめ、埃を被らず、毎日目に付くような場所に集める。

「ごちゃごちゃとたくさん所持しちゃったなぁ」と思っていたけれど、

食器棚って収納空間が思ってる以上に広くて、結構収まるものだ。

 

持っちゃったモノ。使えそうなモノ。不要なモノ。捨て活では「捨てるべきもの」。

食器棚も含め、その塊が、これ。

今は未だ、このアイデンティティのカオスを捨てる気にはならないので、

一つ一つ磨き直して、そっと飾っておくこととする。

 

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北東側にある1KのK。

ね、IHもパネルもピカピカ。ポットとか逆さ富士みたいになってるもの。

…右下は画質のせいで汚く見えるけど磨いてあるし。

換気扇も綺麗になった。ま、使用頻度が低いのでギトギトって程じゃなくて助かったけど。

 

「カフェのようなオープンシェルフで見せる収納キッチン」

みたいなのを「いいなぁ」と思ってたけど、もう見せない。

何故か。あっという間に埃と油にまみれるから。

カフェは店舗であって、常に使ったり、清掃が義務だったり、イメージ商売だったり、

絶対に手をかけるから美しさを維持できる。料理研究家のキッチンも然り。

それくらい料理が好きでツールや調味料を使うならば、見せた方が仕事が早くなる。

 

僕の使用度からすれば、

レンジ横にオタマとかターナーとか壁かけにしたら、

「ハンバーグにターナー。スープにオタマ。すぐ手に取れて便利ー」だけど、

「野菜炒めを菜箸で作っただけなのに、オタマもターナーも油だらけ。とほほ」になる。

レンジ奥に調味料の小瓶を並べたら、

「ポトフにローリエ。サラダにレモングラス。本格カレーにターメリックとクミンと…。

 とにかくすぐ手に取れて便利ー。見た目も素敵ー」だけど、

「パスタでいいな。ソースはレトルト。茹でる塩と、鷹の爪、乾燥ニンニクで風味プラス、

 最後にタバスコあればOK。…ローリエ、クミン…いつ買ったやつだこれ?

 あああ、小分けした小瓶が埃と油で全部ベタベタに。とほほ」になる。

 

出しておくのは、本当によく使うツールと調味料などの消耗品のみ。

あとは、モノがごちゃごちゃに詰め込まれて死んでた収納を整理して、仕舞う。

シンクは未だ磨いてないのと、塩素漂白漬けでごちゃってたので、また今度。

漂白時間のコーヒーブレイク。

 

 

という感じで、

確実に不要なものを捨て、今あるものを磨き直し、あるべき場所に整理して、

足りないものや必要なものは購入して、使えるものや迷うものは保留することとした。

一気呵成の勢いも必要だけれど、時間をかけて見定めて行くことも必要。

 

維持できて、楽チンで、生活しやすくて、自分の生き方に合った暮らし。

まだまだ未完成。まだまだ進行形。一つ一つ。

まったく、もっと早く手を付けておきなさいよ…。