こんにちは。
弘法大師が開いたとされる鎮国寺に行ってきました。
見ざる、言わざる、聞かざる・・
昔の人が生き残る智恵だったのかな。
むやみに口を開いたらいけない。
本当のことを見たり聞いたりして、知ったらいけない。
・・・見なかったことにして、
聞かなかったことにして、
黙々と自分の任務だけしないと大変なことになる・・・
でも今は、すべてが明らかになる時代ですね。
よく見て、しっかり聞いて、真実を知ろう
そして、自分の言葉でちゃんと伝えよう
さて・・
うちの旦那さん、
なんでこんなに頑固なの？
ちょっとしたことで何で怒り出すのか理解できない・・
すぐに不機嫌になるからやっていけない・・
・・性格の問題でほとほと嫌気がさす時、ありますよね。
性格はだいたい６～７歳までに大部分が作られます。
子供の時に親からどんな風に育てられたか、
どんな風に愛されたのかが
生き方に重大な影響を与えることは
何度もお伝えしている通りです。
でも・・
親に虐待されたり
早くに親と離別したり、
それでも、立派で愛情あふれる大人になっている人もたくさんいるじゃん
・・と思うかも知れません。
そうですよね。
でも、そういう人は、例えば
親の代わりに祖父母や学校の先生など
周りの大人に意識が高く愛の深い人がいて
感動を与えてくれたか、
信仰心を持った家族にいつも祈られたとか
自分自身が非常に高い思想に出会って心を打たれ、
価値観ががらっと変わったなど
の運命的な出会いをしているはずです。
でも、不幸にも
そういう素晴らしい出会いに恵まれなかったり
出会いがあったけれど、あまりにも心の傷が
大きすぎて生き方を変えることができないと、
自分を改革できないまま大人になります。
幼い頃に辛いことがあっても、
それをバネに羽ばたいていける人と
傷が癒されないままになってしまう人の違いは
「本人の選択の問題」だと思うかも知れません。
でも、それさえも「本人のせい」ではないのです。
私たちの無意識の領域には
数多くの先祖の記憶（カルマ）が入っていて
自分が選択しているようでも
先祖と似たような選択をしていくのです。
だから、自分の性格、嫌な部分を見ると
自分を責めたくなりますが、
きっと同じような先祖がいっぱいいたんだな・・と
思ってほしいのです。
今の姿は本当の自分ではなく
親からの影響や先祖の記憶の結果体なのです。
こういうことが腑に落ちていくと、
自分に対しても、相手に対しても
悪いところを「本人のせい」と思わなくなります。
じゃあ、その運命はもう変えられないのか？
そうではありません。
そこに向き合っていくことで
生き方を変えること、性格を改善することは
可能なのです。
無意識の領域にある自分の価値観や信念に
向き合えば向き合うほど、無意識の領域に
顕在意識の光が差して、変わっていくことができます。
親との関わりや、先祖から受け継いだ
信念や価値観にどんどん気づいていくと、
無意識の領域がだんだん小さくなり、
顕在意識の領域はだんだん広がっていきます。
顕在意識の領域が広がれば広がるほど
感情を自由自在に使えるようになり
正しく意志を使うことで行動が変わり、
生き方が変わり、人生が変わっていきます。
相手のことは変えられない、と言いますが、
でも自分と向き合って自分が変わっていくことで
相手が変わっていくことはよくあるのです。
私たちは一生、そうやってカルマを浄化して
本来の自分に戻っていくのですよね。
人生に起こるいろんな出来事は、
無意識にある信念や価値観に
気づこうよ！というサインなのです。
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