こんにちは。
比叡山に行って来ました。
琵琶湖が見える！！
琵琶湖湖畔の素敵なカフェレストランで食事しました。
天台宗総本山の延暦寺。
延暦寺は天台宗開祖の最澄大師が開いたお寺ですが、
その後法然上人、親鸞聖人、良忍上人、一遍上人、真盛上人、栄西禅師、道元禅師、日蓮聖人など、日本仏教の各宗の開祖が修行され悟りを開いたところなんですね！
うちの実家は法然上人の浄土宗ですが、私はなぜか浄土真宗の親鸞聖人が大好きなんです。
９歳から出家して２９歳になるまで、煩悩を解決するために厳しい修行をされた親鸞聖人が、
結局救いは人間の力によるものではなく、
人間を救って極楽浄土に導きたいと願われる仏様の「本願」の助けによって成されるんだ・・という悟りを得たと言われてます。
他力本願というのは、自分の煩悩を解決するには、自力（自分の力）では不可能だ。
阿弥陀仏の力（他力）に委ねないといけないよ、ということなんですね。
私たちを絶対的に守って導いて下さっている神仏のまえに、自分の考えや主張を下ろして、「空（くう）になることが必要だなあと思います。
根本中堂に入って１２００年消えたことのないと言われる灯りを前に瞑想してみると、「大安心」というお言葉が脳裏にわいてきました。
私は結構なんでも自分の力で努力して、自分が・・・という思いが強いんですが、だから心配したり不安になってしまうことが多かったんです。
でも、私たちは自分の体さえも、自分の力では動かせないですよね。
ご飯を食べたら、宇宙の力によって体が勝手に消化して、栄養を吸収し、体中に行き渡らせてくれています。
何も考えないで寝ている間にも、体は勝手に疲れを回復してくて、力をみなぎらせてくれています。
そう思うと、大きな目に見えない力によって「生かされている」自分なんだなあ。
力を抜いて、天に委ねるということをしていきたいなあ・・と思うこの頃です。
夫婦でも親子でも友達関係でも、関係性にひびが入る大きな原因は「私が正しい」という考えゆえだと思うんです。
「こうであるべきなのに、していないじゃない！」という相手に対する考えが、批判を生み、断絶を生みます。
「そうかも知れないなあ」「この人はこう考えるんだなあ」と、自分の考えを下ろして自分を空にしたとき、相手がなぜそうなのか？という答えが見つかって、相手を理解することができます。
自動的に湧いてくる自分の価値観、意見、主張を、どれほど下ろせるか？
とても難しいことなんだけど、神仏に手を合わせて全知全能の宇宙のまえに自分の考えを下ろしていきたいなあと思います。
無意識の奥にある偽りの信念を書き換える！！
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