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健康で文化的なインドア生活

テレビが友達。たまに外出して観劇。

星風まどか
宝塚歌劇団 宙組の娘役
2014年『宝塚をどり』で初舞台

先日、2016年の幕開けとなる、宝塚宙組公演を観劇しました。
第一部の芝居はともかく、第二部のショーでは、ライトな観客である私でさえ見分けがつくくらい、星風まどかが何度も登場し、「爆上げ」という文字が頭に浮かびました。
もともと期待されているのでしょうが、「とにかく早く育てなければ…」という劇団側の意図(焦燥?)を強く感じる出番の多さでした。

「なるほど」と納得するほどの実力は特に感じず、容姿の幼さが記憶に残ってます。
体は大人で、顔は子供のような、とてもちぐはぐな印象。
メイクでなんとかなるのなら勉強すればいいことですが、精神面も幼い人なのかもしれないと思う出来事がありました。精神面の幼さが表情にも出ているのかなあ?と。

それは、2015年夏の『王家に捧ぐ歌』、住友VISAカードの貸切公演のこと。
幕間に観客プレゼントコーナーがあり、星風まどかが抽選役を務めました。
抽選を終え、司会の方が「第二部の見どころは?」と質問したところ、星風さんは「ラインダンスに出てますので見てください。」というようなことを言われました。
こういう場合、聞かれた生徒が自分の出番を言うのは(特に下級生は、ラインダンスの何番目など)慣例になっているというのを、後から何かで知ったのですが、そのとき何も知らなかった私は「芝居の見どころを聞いてるのに、自分の出番を言うのか?」とビックリしました。おそらく、慣例を知らない観客の方は、私と同じ感想を持たれたのではないかと思います。すごく不自然でした。

慣例があるにしても、芝居の見どころを言ったうえで、「フィナーレでは私もラインダンスを踊りますので見てくださいね。」と付け加えるべきなのではないでしょうか?
上下関係を厳しく指導されるとはいえ、音楽学校を出たばかりの、20歳そこそこの社会人ならこんなもの?
社会人としては非常に未熟、精神的に幼い子なのだなと、そのとき私は思いました(司会の方も「かわいいからいい。」とおっしゃってましたが、私には頑張ってフォローされているように見えました)。

そういう精神的未熟さが容姿に表れているのではないかと思います。
もちろん、彼女もいろいろと努力しているだろうし、まだまだこれからなのだろうと思いますが、路線娘役として爆上げされている状況なだけに、技術面以外も先輩の受け答えに学び、頑張って成長してほしいと思います。
今後に期待をこめて。




2015年 宙組公演

初演の星組は、ビデオを借りて見ました。
平和へのメッセージが強く訴えかけられ、音楽もすばらしく、芸術祭優秀賞受賞したのも納得の作品だなと。同じテーマを扱った劇団四季のブロードウェイ・ミュージカル『アイーダ』より、宝塚の方に私は軍配をあげたい。

そんな『王家に捧ぐ歌』が、朝夏まなと主演の宙組で、満を持しての再演。
一度生で見たいと思っていたので、楽しみに観劇しました。

感想は、すばらしい!!の一言。
朝夏まなと実咲凛音真風涼帆、この3人の並びが、まず美しい!
そして、3人ともうまい!
主演2人はさりながら、特に真風涼帆。出てきた瞬間に鳥肌が立ちました。こんなにオーラのある人だったっけ?今回、真風さんが演じたウバルドは、初演では二番手の役どころではありませんでしたが、その存在感で十分に役をアピールしていたと思います。

初演と同じ役を演じたエジプト王ファラオ役の箙かおる、エチオピア王アズナスロ役の一樹千尋。専科のお二人は相変わらず素晴らしかった。
箙さんは出てこられたとき、その頬のこけぶりに驚き心配したが、歌いだすと圧巻の声量。健在ぶりを示されていたと思います。
もちろん一樹さんの怪演(?)は言うまでもないでしょう。ここ最近の宝塚の重厚な役、ひとくせある役は一樹さんにすべて頼っているような気がしますが、後進は育っているのでしょうか?一樹さんは本当に貴重な方です。

唯一残念だったのが、アムネリス役の伶見うらら
歌えないのはわかっていたけど、高音が…聞くに堪えなさすぎます。彼女の美貌があってこその再演だったのかは知りませんが、美しければ許されるというレベルを超えているのでは?(歌えない娘役は今までにもいたが、ここまで歌えない人は知らない…)では演技はどうかといわれれれば、初演の檀れいをなぞっているとしか思えないし(演出の木村信司先生の好み?)。美貌はメイクでつくれるので、歌える娘役を配役してください(でもきっと彼女を差し置いて役をあてられるほどの娘役がいないんでしょうね。宙組の娘役さん頑張ってください)!

と、アムネリスに不満は残るものの、他は初演以上(すみません下級生の頃の湖月さんは好きなんですが、上級生になってからはちょっと苦手で。アイーダも娘役が演じる方が好みだったので。初演のお2人ももちろんよかったですよ!)、DVDを買いたいぐらいの出来でした(その後買いました)。主演3人を見に行くだけでも、宙組は見に行く価値のある組だと思います。今後に期待を感じさせるお披露目公演でした。

2006~2007年 全100話
おススメ度:
   
感想:長い…長かった…疲れた…(-_-;)
  あまりにつらくて、とばしながら見たので、純粋な感想とはいえないかも。
  淵蓋蘇文のあまりよく知られていない生涯を、想像力たっぷりに補ったドラマ。

 高句麗の権力者の息子ヨンゲソムン(淵蓋蘇文)は、ある予言(ちゃんと見てなかったから覚えてないが、国を滅ぼす男と予言されたらしい)のために両親から離され、国を離れて生きることになる。その設定を生かし、ドラマの前半では、故郷を追われたヨンゲソムンが生きる場所を求めて各地を転々とする姿を描きながら、当時の朝鮮半島や中国の情勢が紹介されていく。(彼が各地で権力者と出会い、能力を評価され、女にほれられるところは…さすがドラマ的展開…

 新羅では、キム・ソヒョン(金舒玄、のちの大将軍キム・ユシン(金庾信)の父)の家の使用人として働くが、能力を買われてファラン(花郎)にも参加させてもらうわ、ソヒョンの娘ボヒ(宝姫、のちにキム・チュンチュ(金春秋)の妻となる)と身分違いの恋に落ちて駆け落ちするわ、自由創作何でもありな感じである。(若きキム・ユシンを演じるイ・ジョンスさんってなんか見覚えが…あ!『イ・サン』のパク・テスか!小澤征悦に似てるからかと思った(笑)

 結局、駆け落ち騒ぎで新羅を追われ、隋の商人ワン・ビンの人夫となる。が、海難事故で命を救った後、主人に気に入られて厚遇されるようになり、一緒に中国へ行く。中国は隋の時代、そこで李世民や、のちに夫人となるイファと出会う。
 隋は、兄を陥れ、父から帝位を奪った2代皇帝ヤン・グァン(煬帝)が、国をかえりみず3度の高句麗遠征に失敗し、各地で反乱が起こる。ゲソムンも反乱勢力に加わるが、ゲソムンの勢力は勢いをつかめず、李淵が隋にかわって唐を建国する。高句麗のチョシル(祖室)から迎えがやって来たゲソムンは、祖国に戻る決意をする。
 白頭山のチョシルの下で5年間修業を積んだゲソムンは、チョイ(早衣、高句麗版花郎みたいな組織、みんな僧衣のようないでたちである)の頭領となり、国に命を捧げる覚悟を決める。
このあたりも飛ばし見してたので記憶が曖昧で、高句麗から迎えが来たのは唐突で何故?という感じ。ゲソムン本人は、同志が反乱に失敗したので中国にはいられないと高句麗に行くのはわかるけど、奥さんも友人もみんな置いていくのか!?あなたを捨てた高句麗ですよ?どの国の者か不明なまま各地を転々としたり、反乱軍に加わって隋から唐への王朝の移り変わりを経験したことで、国を強く意識するようになったのだろうか?そして、若きゲソムンは、イ・テゴンさんが精悍に演じておられたのに、修業が終わったらユ・ドングンさんに!いや、ユ・ドングンさんいいんですけどね、ちょっとこの役はアイシャドー塗りすぎじゃないかと…私的には、『剣と花』のチェ・ミンスさんのヨンゲソムンの方が好みです。

 後半は高句麗編。修業を終えて下山したゲソムンは、武術大会で優勝し(なぜか歌舞伎風メイクで参戦)、官職を得てヨンニュ王(栄留王)の姪ソヨンと結婚する。しかしその後、唐との外交政策をめぐって、和親派のヨンニュ王と主戦派のゲソムンは対立するようになっていき、有名なヨンゲソムンによる国王一派暗殺クーデター事件が起こる。(同じテーマを描いた『剣と花』と違うところは、王もゲソムンも国を思う気持ちは同じだが方法が異なることを知り、納得したうえで王が死んでいった(ように見えた)ところだろうか。まあ、こっちはヨンゲソムンが主役なので、いいように描いてあるということかも。
 その後は、テマンニジ(大莫離支)となったゲソムンがいかに唐を撃退するかという話が最終回へ向けて繰り広げられる。戦闘シーンはこのドラマで数多く出てくるが、頑張って撮った!力入れた!というのが伝わってくる。(唐の2代皇帝となった李世民は片眼を射抜かれてるし。そんな歴史聞いたことがない…
 プラス息子たちの争い。ヨンゲソムンには、最初の妻イファとの間にナムセン(男生、アン・ジェモが演じてる。ユ・ドングンと父子役多いね。)、2番目の妻ソヨンとの間にナムゴン(男建)とナムサン(男産)の双子の息子たちがいた。「息子たちが高句麗を滅ぼす」という予言を恐れたソヨンは、双子を兄ナムセンの下に意識して置こうとするが、双子はそれを不満に思い、兄に反乱を起こす。ナムセンは唐に亡命し、予言通りに息子たちの内紛によって高句麗は滅びるのだった。(史実では、滅亡前にヨンゲソムンは亡くなったらしいが、このドラマでは主役なので、最後自宅の庭みたいなところで宴会を開いて唐軍を迎えるところまで出てくる。

 あまりに長い作品で、あらすじ兼感想も長くなってしまいました。最後にちょっと思ったことを。
◎高句麗・百済の滅亡、新羅の統一あたりの歴史を知るにはいいかも!
 私のおススメ度は★にしましたが、隋・唐、百済、新羅の細かい歴史エピソードがもれなく、いや欲張りなぐらい目いっぱいさしこまれてます(よく100話にもりこんだと感心するぐらい)。なので、この時代をおおまかにとらえるにはいいと思います(ただしフィクションと思って見るには限りますが)。他のドラマでメインだった人物がこんな形で登場するんだという発見・再会の喜びもあり。

◎高句麗遠征は難しい
 ドラマでは、中国の高句麗遠征シーンが何度も出てくる。隋の楊堅、煬帝、唐の太宗李世民など中国の歴代皇帝が夢見て失敗した高句麗征服。その理由がなんとなく想像できました。陸から攻めると、気候的にはきっと最悪。寒いんでしょうね。おそらく当時の技術では、遼河を越えるのも難しそう。そして、あのあたりは湿地帯なのでしょうか。馬が脚をとられて動けず…みたいなシーンが印象的でした。最後に滅ぼすことができたのは、海から攻めて、百済から高句麗へという作戦が有効だったのだろうと思えました。

◎キーワードは、「西土(ソト)」
 ドラマ何度「ソト(西土)」という言葉。ネットで調べると中国と出てくるのですが、私は中国東北地方、満州あたりのことかな、と思って見ていました。字面から考えて、西側の土地、つまり中国方面を指すのだろうとは思いますが、中国全体ではなく東北地方を限定し、そこを中国と高句麗で争ったと考える方が納得できるのです。 
 唐でイ・ミルと出会ったゲソムンは、彼の部屋に高句麗の三足烏が飾ってあるのに驚き、また彼がソト出身であることを聞いて同志と感じます。ゲソムンの最初の妻となるイファもソト出身。しかし二人の子ナムセンは、母がソト出身ということで高句麗人ではない者が高句麗の中枢を担うべきではないと異母弟たちに攻撃されてしまいます。ゲソムンはソトを高句麗の一部ととらえていましたし、息子たちは異国ととらえていました。息子たちの内紛で高句麗が滅んだことを考えると、後者の考え方がドラマでは否定されているということでしょうか。
 その後、本で読んだのですが、このドラマが制作された当時、中国と韓国とで高句麗の帰属問題が起こっていたようです。中国は「高句麗は中国の地方政権であり、一部である」と。それに猛反発した韓国で、この『淵蓋蘇文』をはじめ『朱蒙』『大祚栄』など高句麗にまつわるドラマが一気に制作・放映されたそうです。このドラマは、まさに「高句麗は我が朝鮮の国」という一大キャンペーンの一環だったというわけで、そう考えるとゲソムンがソトにこだわるのも納得できます。このドラマからうける妙に力入ってるなーという印象も、さもありなんです。(いやしかし、なんとも中韓らしいエピソードですね…日本もなんかドラマ化しますか(;^ω^)

◎中国人名は漢字でお願いします
 ドラマ中国人の登場人物もすべて韓国語読み・表記されています。イセミン(李世民)はまだわかるとして、ヤン・グァン(煬帝?)、ム・ジョ(武照?則天武后)…日本人にはわかりづらいわ!とちゃぶ台をひっくり返したくなりました(-_-;)
2013年 全20話
おススメ度:
高句麗末期に起こった、淵蓋蘇文によるクーデター事件を扱ったドラマ。
淵蓋蘇文の架空の息子と、淵蓋蘇文に暗殺された栄留王の架空の娘が恋人同士だったいう設定で、敵同士の悲恋という同じテーマを扱った人気作『王女の男』を、舞台を古代に移して再現した作品らしい。

あらすじ:
 7世紀高句麗。唐への和親策をとる栄留王と、積極策をとる重臣の淵蓋蘇文は対立し、淵蓋蘇文は国王はじめ和親派の重臣を暗殺するというクーデターを起こす。
 生き残ったソヒ王女は、殺された父と弟の敵を討つべく密かに淵蓋蘇文の命を狙う。そんな王女と初対面から惹かれあっていた淵蓋蘇文の息子ヨン・チュンは、王女が生きているとは知らず、庶出の自分に居場所はないと告げた父の下で働き、存在感を示そうとしていた。そして、二人は再会する。
 ヨン・チュンは復讐を忘れて二人で生きようと王女を説得する。異母兄ヨン・チュンに嫉妬するナムセンは、王女を利用して父を殺し、自分が父の座にとってかわろうとしていた。
     
キャスト:
 ヨン・チュン…淵蓋蘇文の庶出の長男 オム・テウン
 ソヒ王女…栄留王の娘 キム・オクビン
 淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)…高句麗の大莫離支 チェ・ミンス
 栄留(ヨンニュ)王…高句麗27代王 キム・ヨンチョル
 宝蔵(ポジャン)王…高句麗28代王 オン・ジュワン
 淵男生(ヨンナムセン)…淵蓋蘇文の長男 ノ・ミヌ

感想:
 う~~~ん面白くない…。
 人気作『王女の男』の古代版…というなら、あきらかに二匹目の泥鰌が失敗した作品といえよう。敵同士の悲恋、しかも国は滅亡間際、腹違いの兄弟の対立、などなど盛り上がる要素には事欠かないのに、なぜここまで盛り上がらないのか?2人が惹かれあっているように見えないため?
 『王女の男』の主演2人は、こっちが恥ずかしくなるくらいのラブラブぶりを見せてくれたが、こちらの2人にはそれがない。ソヒ王女役のキム・オクビン、きれいな方だが恋する瞳じゃない。ヨン・チュン役のオム・テウン(『善徳女 
王』の金庾信さま)の方がまだ気持ちが見える。だから片思いのよう…。そのためか、2人が恋人と自分の親(家)との間で揺れまどう気持ちがわからないし、見ているこちらも共感しようがない。盛り上がるはずのロミジュリ要素が全く生かされていないのだ。

 じゃあ、この作品の見どころは?というと、淵蓋蘇文役のチェ・ミンスにつき。「セリフが少なく象徴的な映像で綴った玄人指向の演出で、ややとっつきにくい作品だが、チェ・ミンスのカリスマオーラに圧倒される。」(『韓国時代劇歴史大事典』より)まさにこれ。チェ・ミンスさんは、ほとんど表情をかえないし、セリフもしゃべらないが、なんかただものではないオーラを漂わせている。
 これだけでも稀代の英雄、淵蓋蘇文役としては成功なのではないだろうか。
 100話という長さの『淵蓋蘇文』とあわせて見ると、この時代の背景がより理解できる。しかし、私的にはどちらもおススメではない(;^ω^)
2015年 雪組公演

期待の演出家、上田久美子先生の大劇場デビュー作で話題となったこの作品。
この作品、本当によかったですか?

ネットや新聞での絶賛記事や、涙が止まらないというコメントを見るたびに、違和感を覚えてしようがなかった。
なぜなら、私は全く心動かされなかったからです。

まず設定がおかしくないですか?
藩主の子と百姓が心通わせる?知り合うことはあるかもしれません。でも毎日遊ぶほど交流するかなあ?
時代劇ドラマでは、町人と親しくするお殿様がよく出てきますが、あんな感じでしょうか?うーん。
…というところで、まず感情移入できませんで。
一度ひっかかると、ますますいろんなことが気になってしまい…たとえば泉は百姓なのに脚が白いなあとか、あんな髪型や服をしてるかなあとか。宝塚だからいいかとは思うんですが、それならいっそ江戸時代のいつかどこかでとか、江戸時代っぽい設定の架空の国と時代でとか、もっとフィクション感を出してくれれば受け入れられたと思うんですが、変に吉宗とか享保の改革とか史実を出してしまっている。これが違和感の原因だと思うんです。
ストーリーをつくるとき、史実に虚実をまぜて、こんなエピソードもあったかもって思わせるつくり。
あれうまいやつは本当にうなるぐらいうまいつくりですけど、今回はそのパターンでつくってはいけなかったと思います。リアルな話が出てくるたびに、ありえない設定が目立つ。
一揆の鎮圧で、殿様と百姓が一騎打ちって、そりゃないでしょう。お芝居で片付けられん。
もしかして、場所がヨーロッパとかだったら、王子と百姓、まだ受け入れられたのかもしれません。そこまで知りませんから。でも日本ですよ。吉宗ですよ。一揆ですよ。ありえません。

勝手な想像ですが、あの一騎打ちのラストありきで書き始めた脚本なのかなと思いました。
言葉は悪いですが、泣かせようって意図が見える。お涙ちょうだいのラストに向かって強引にエピソードをつなげていってつくった脚本ならば、観客をなめないでほしいです。
幼なじみ3人が、長じていくにしたがって異なる道を歩くようになり、やがて対立する。そして三角関係…。
これだけ見るとよくあるお話なんで、身分や背景なんとかならなかったんですかね?
上田先生の今までの作品が非常に高評価で、今回初めて見ることができるのを楽しみにしていたので、非常に残念です。期待値が高かっただけに残念。
一観客の独断と偏見による感想ですが、次への期待をこめてということで。

最後に、脚本は別として、早霧さんをはじめとする役者のみなさんは本当にすばらしい演技でした!

追伸(?)テレビで放映されていたので、2度目の鑑賞をしました。
分かったうえで見たせいか、初めてのときほど設定に違和感はありませんでした。
が、今度は新たなもやもやが…吉宗と一度会って能力を認めてもらったから応えたいと思ったって、それをモノローグで終わらせていいのかなあとか、久々に会ったのに晴興は泉にグイグイいくなあとか、晴興に源太が「姫を断って泉をもらってやってくれ。」というところで、あの時代の百姓なら「側室に迎えてやってくれ。」って言うんじゃないかなあとか(いや宝塚的にはアウトな台詞かもしれませんが)。
上田先生!この脚本、やっぱりいろいろ筋が通ってないと思いますよ!(それとも私にピュアさが足りないのでしょうか(-_-;)?)