① 成蹊(せいけい)大学(東京都武蔵野市)
「吉祥寺」駅(JR中央本線、京王電鉄井の頭線)から大小の商店街が途切れることなく続く道を歩いて15分、成蹊大学に着く。バスに乗っても10分前後か。
欅並木の奥に正門が見え、その先に本館があり、煉瓦タイルで飾られた外壁が落ち着いた雰囲気を醸し出している。
本館の手前左手には硝子張りの「情報図書館」が目を引く。右手は芝生が広がる前庭で学生が寛いでいる。
本館事務室で大学案内の冊子などをもらって構内を歩いてみる。
本館の右手奥の成蹊小学校の角を左に回ると落ち着いた佇まいの西門がある。欅並木などを眺めながら歩いていると本館左手に戻ってきた。
今は入学式の後で講義の始まる前、学生の姿も少なく、のんびりした雰囲気が漂っている。
成蹊の名は 「桃李不言 下自成蹊」 (「桃李(とうり)ものいはざれども、下おのづから蹊(こみち)を成す」) に由来している(2020同校HPより)。
桃や李は人徳のある人のたとえで、優れた人格を備えた人のまわりには、その人を慕って自然と人が集まってくる、という意味です(同)。
仮に、桃李が “徒桃李” であると、その蹊はどんなものになるのだろうか。
正門
西門
構内案内図
本館
キャンパス点描
トラスコンガーデン(カフェテリア)
四大学(旧制七年制高等学校)