千葉県内に本部を置く大学が28校ある。千葉県は広く、房総半島の山の中、半島の先の方の海のそば、銚子のはずれの海の際、までいろいろな所に大学がある。飛び飛びに所在する6つの大学を巡ってみた。

 

 

① 清和大学(千葉県木更津市)

 

東京・浜松町から高速バスでアクアラインを通って東京湾を横断して、木更津市のはずれにある清和大学に着く。上が緑で下が白の灯台を思わせる「真心の塔」を正面に望む清和門(正門)から構内に入ってまず事務室に向かった。

 事務の女性は親切で、大学案内一式をもらい、バス停の位置を教えてくれ、タクシー会社の電話番号までメモしてくれた。

 

 日差しが降り注ぐキャンパスを歩いて数枚写真を撮る。さらに、食堂に行き山菜饂飩を一つ頼んで夫婦2人で食べた。まあまあの味。ちょうど学生がぞろぞろ来始めた。

 この清和大学は、法学部法律学科だけの大学で学生数も千名弱とこじんまりと纏まっている。

 

 スクールバスに乗ってJR木更津駅へ。駅前でパンやコーヒーなどを買って汽車に乗りボックス席でゆっくりと食べ、JR五井駅で降りて駅前の公共複合施設「サンプラザ市原」に寄った。12階からの眺めは良く、飲み物の値段も安く次の乗換電車まで快適に過ごした。

 

 五井駅からは小湊鉄道に乗る。この鉄道は、いすみ鉄道と一体となって内房から外房まで田園地帯-山岳地帯-田園地帯と房総半島を横切る。

ロングシートに1時間半、ちょっと飽きてきた頃終点の上総中野駅。ここで2分の絶妙な連絡でいすみ鉄道に乗り換えて大多喜駅へ。

 

 

 清和門(正門)

 

 

 真心の塔

 

 

 校舎入口

 

 

 ラウンジ

 

 

 サンプラザ市原12階から(五井駅隣接)

 

 

 小湊鉄道の列車(五井駅)

 

 

 

② 三育学院大学(千葉県大多喜町)

 

 大多喜駅からタクシーで三育学院大学へ。どんどん山奥に向かっていると心細くなる頃大学に着く。

 

 煉瓦の塀に鉄製の扉の正門を入ると、山の中腹を綺麗に拓いた敷地に池や芝生、キリスト教らしい瀟洒な校舎が並ぶ。事務室で大学案内をもらって構内を歩いてみる。

 

敷地内も建物内も花が飾られ、綺麗に整備され清掃されている。擦れ違う学生は皆「こんにちは」と声をかけてくる。学生は寮生活が原則のようだ。

 

 校舎内に「学生の皆さんへ」という掲示があった。

 

… 教室内では次の身なりを避けてください。

ショートパンツ ミニスカート(極端に短い物) ビーチサンダル

本学は生活ゾーンと学習ゾーンが接近または重複しています …

一般的に学習に専念する時間と空間においては一定レベルの身だしなみで参加す

のがマナーです …

 

キャンパスの様子も、学生の対応も全体的にいい感じだった。

タクシーを呼んで大多喜駅、いすみ鉄道の列車で大原駅、ここからJR外房線特急「わかしお18号」で東京駅。

 

 

 いすみ鉄道列車(大多喜駅)

 

 

 正門

 

 

 構内案内図

 

 

 チャペル

 

 

 広々としたキャンパス

 

 

 ラウンジ