名古屋市東区の藤が丘駅から愛知県長久手市を経由して同県豊田市の八草駅まで、愛知高速交通㈱東部丘陵線を「磁気浮上式リニアモーターカー」(通称リニモ) が走っている。

 

 起点の藤が丘駅は、地下鉄が地上2階、リニモが地下にあり妙な感じ。3両編成の電車は滑らかに静かに走り出し、その感じは東京の「ゆりかもめ」や横浜の「横浜シーサイドライン」とよく似ている。ただ、車体が浮上しているかどうかは体感できなかった。殆どの区間は高架なので見晴らしはいい。

 この沿線にある大学を訪ねてみよう。

 

 

①・② 名古屋外国語大学・名古屋学芸大学

 JR名古屋駅から名古屋市営地下鉄東山線で約30分「上社(かみやしろ)」駅、ここからスクールバスで名古屋外国語大学・名古屋学芸大学へ。

 

 リニモ沿線の大学と言いながら地下鉄の駅からスクールバスで大学に行くのは気が引けるが、足回りには違いがある。

 

 桜の花が舞い散るバス停の目の前には名古屋外国語大学と名古屋学芸大学の2つの学名標が並んでいる。

 

 案内図を見るとそれぞれの大学の建物のほかに「2大学共用施設」があるようだ。最初に外国語大学の校舎などに入ってみた。新入生らしい女子学生が目立つ。外国人の姿は意外に少ない。

 

 どちらの大学か判然としないまま、あちこちの建物に入り食堂のメニューを眺めたり売店で文具を見たりしていたが、どこも学生が沢山いてそれだけで活気があるような気がしてきて、楽しいものだった。

 A大学ではB大学を「姉妹校」と呼び、B大学ではA大学を「系列校」と呼んでいる(2020両校HP)

 

 

 正面入口。左が外国語大学、右が学芸大学。

 

 両校の構内案内図

 

 両校への案内板

 

 スクールバスが着いた。

 

 JR名古屋駅構内の宣伝

 

 JR名古屋駅構内の宣伝