性病にかかったと分かったら、すぐに病院に行って薬をもらって治す。これが基本ですが、稀に
・病院に行けない
・薬の通販も使えない
・でも、この症状をなんとかしたい
そんなときがあります。そのときに民間療法的に何が効果的だったのか、完全に私見に基づきますが、書いていこうと思います。

今回はカンジダの応急処置的なものです。

①市販の水虫薬
以前に紹介したのは
・ラミシール
・ダマリン
の2種類でしたが、市販薬におけるジェネリック医薬品のように、水虫薬にもプライベートブランドの商品がいくつか存在します。できれば、薬の成分が、お医者さんから処方されて効いた薬の成分に近いかどうかをスマホ片手に調べて買うほうが無難でしょう。
ちなみに私の経験上、抗真菌薬と抗菌剤の入ったハイブリッドな水虫薬はあまり効きません。
また、市販薬はあくまで水虫用で、陰部に使うには濃過ぎることが充分に考えられるので、使用量は適宜、調節しましょう。

②マキロンなど消毒液
以前にカンジダの幹部にマキロンをかけた話を書きましたが、痒みと赤みを抑える点においてマキロンはとても効果的に働きました。
ただ、副作用として陰毛の脱色も恐ろしいのですが、効果を持続的に受けるにはマキロンで患部を湿らせた状態を保たねばならず、皮膚に存在する有益な菌も一緒に殺す可能性も高いなどして、皮膚の持つ本来の元気さも奪ってしまうかもしれません。長期的な使用は避けましょう。

③フェミニーナなどの軟膏
これらの軟膏は痒み止めが入っているなら一時的なものとして効果があるとみえます。特に男性はデリケア、女性はフェミニーナが効きます。

④ステロイド剤
ラミシールとの併用で大変なことになってしまうステロイド剤ですが、一晩だけ痒みを止めるなら、効果はある、と薬剤師さんに紹介してもらったことがあります。歓楽街の深夜まで営業している超小規模な薬局しかないときの選択肢の一つかもしれません。
ただ、ステロイド剤も殺菌作用が強く、皮膚の有益な菌を殺してしまうので、猛烈に痒い夜が明けた朝は絶対に病院に行って下さい。私は行きました。

⑤温泉
これは治療も安定期に入ったところで一応、効きましたがもって一晩だけで、おそらく急性期にはほとんど効かないと思われます。
そして毎日、温泉に入れる人というのは、なかなかいないとも思います。

⑥長距離の引越
意外に思われるかもしれませんが、効きました。明らかに痒みが弱くなったのです。ただそれも安定期に入ってからの話です。
完全に私見なのですが、カンジダの原因となる真菌は、水質の大きな変化には弱く、別の地方の水で弱るのだと思います。
ただ、弱ったからといって死滅する保証はなく、引っ越した先の水に馴染む可能性もあると思うので治療は続けました。

⑦海水浴
水質の変化で言うと、個人的には海水もカンジダ退治に効くと思い込んでいます。ソースは無いのですが、裸足で浜釣りをしてたら水虫が治った話を昔のブログで読みました。
サーファーの方の体験談を是非ともお聴きしたいです。

最後に重ねて書きますが、これらはほとんどが一時しのぎの対処法です。出来るだけ速やかに病院にかかってください。