今日は、会の仲間4名で、奥匹見峡の三ノ谷を遡行してきました。
三ノ谷は、前から登りたい沢でした。
今回は、大竜頭の滝から上部にも足を延ばし、沢の源流部まで登り
藪漕ぎして天杉山縦走路経由で、奥匹見峡に戻る予定で出発しました。
大竜頭の滝までは、皆さん登られてて記録も多いが、大竜頭の滝から先は
ネットには、上部は、4つの滝があるぐらいしか記載がなく どんなルートに
なるんだろうか?
今回の装備 ロープ 50m、30m カム 0.5~3番 ヌンチャク アブミ 2個
スリング ビレイ器 エイト環 カラビナ等
2009年08月29日 奥匹見峡 二ノ谷 https://ameblo.jp/skb1202/entry-10333021386.html
F7 5m 魚切を登るメンバー
9:15に奥匹見駐車場を出発し、遊歩道の最初の橋の手前から入渓 9:20
F3 3m 9:29
F7 5m 魚切 10:00 ここまでは、ロープを出すほどの滝はありません。
F8 10m 10:10 小竜頭の滝が見えてきた。 前半の核心部
右岸側からアブミで登り、残置のハーケンやボルトを利用し滝の落ち込みを抜けるのだが
、立ち込む岩が滝壺側に傾斜していて、ここに立ち込むのが怖い。
残置の錆び錆びリングボルトだけでは不安なので、お守りがてら、割れ目にカムをセット
取付いたはいいが、滝筋の残置のハーケンにスリングを付けたりしてると時間ばかりが経過
してしまう。難しく考えてるより 危険個所はスピード感を持って通過するほうがよい。 反省
すべすべの岩を掴み、気合を入れて 核心の滝の落ち込みを抜ける。 ホッ
ロープ確保で、滝の落ち口を抜けるメンバー ~11:38
F9 姫滝 2m 左岸を捲きました。 F10 鎧滝 10m 右岸の土付を慎重に登る
F11 二段滝 2段目 3m 12:03 シャワークライム 気持ちいい
F12 10m 12:16 夫婦滝(雄滝)右岸側を攻める!!
登りきると・・・ 目の前に、F13 大竜頭の滝 50mが迫る!!
ここで13:00 食事かねて休憩 前半戦終了です。 遊歩道があるのはここまでです。
この時間なら、ギリギリ上部に向えると判断した。 (日暮れまでに下山できる)
これより先危険です。。。 後半戦へと続く。。。 13:33~
ここからは遊歩道も登山道もありません。 標識も一切無い 自己責任
大竜頭の上部に抜ける為、右岸側を高巻いて登る。 ガレた岩が落ちそうで怖かった。
念の為にと、皆で分散して持ってきたカムが、支点構築や、エイドとして、要所で役だった。
しかし この高巻きで、かなり時間を要してしまった。
岩壁に、コオニユリが咲いていた。
上部で最初の滝 F14 8m 14:39 トユ状の滝を突っ張って登る。
2個目の滝 F15 06m 15:15 ここは、スタンスがあるので簡単に登れた。
3個目の滝 F16 12m 15:25 スタンスがない ここは、左岸を捲くことに
トラバース途中に、4個目の滝 F17 二段滝が左手に見えたが、高度があり登れそうにない
と判断し、下に降りず続けて左岸をトラバースして巻いて回避とした。
※後から調べたら、上段は釜あり、右壁をへつり気味に直上 と記載があった。
次回は、登ってみよう。
F17 二段の滝上部に降りる。 15:44
5番目の F18 滑滝 15:46 ここが最後の滝でした。
滑滝を登ると、山の傾斜もなくなり 笹に囲まれた源流部にでる。 15:55
川が二俣に分かれた箇所で、小休憩の後、北側(左側)に進む 16:04
背丈ほどの熊笹をかき分けて、北側の縦走路をめがけて藪漕ぎで進む。 熊に注意!!
天杉山・高岳分岐にでる。 16:39 なんとか縦走路に出てこれたのでホッとする。
16:47 縦走路を利用し、奥匹見峡に向けて下山開始 ~17:50 駐車場に下る。
参加メンバーの皆さん お疲れ様でした。
源流部まで遡行することができ、満足の沢行となりました。
有難うございました。