コロナウィルス対策で、不要不急の外出は控えなさい と政府から通達が
出ている。
不要不急とは、ネットで調べると、”重要ではなく、急ぎでもないこと” と
読んで字の通りのだった。
自分は、昨年、父親が亡くなった為、今年から兼業農家となった。
春は、田植えをしなければならないので、ほぼ毎週実家に帰る必要がある。
ゆえに、不要ではなく重要な作業として、母一人住む、ド田舎の実家まで
外出しているわけです。 と 外出の言い訳をして これから 本題へ
25日、26日は、実家に帰り、田んぼの代かき作業をしました。
これが、案外 難しい。 田んぼが深く、トラクタが滑って旨くいかない(-_-;)
親父が生きてるときに、やり方を細かく聞いておけばよかったなーと
後悔するが、いまは とき遅し。
== 工事中 ==
26日午後 庄原市口和町宮内地区から、小雨の中、正三角形の”八国見山”を望む。
大万木山~指谷山縦走時に、なんだ あのピラミッドの様な三角山は!! と目に飛び込んできた山 それが、八国見山でした。 とても気になってた山でした。
25日 10:00 実家に帰る。 田んぼの周りには、無き父が植えた、花桃が咲き誇っていた。
人が減り、寂しくなったこの地域を明るくしようと、13年前に父が苗木を植えたわけです。
いい天気、さっそく トラクタで代かき開始です。 最初は調子よかったのですが。。。
田んぼが深く、トラクタのタイヤも滑るし。。。上手くいかない 泣きそうです。
軽トラで通りかかった近所の長老が見かねて、”荒起こしのときに、ちゃんとしとかにゃ”と
助言してくれるが、荒起こしは 昨年秋の作業で、もう遅い。
たしかに あのときは、広島市内から通い作業で、時間に追われ、
とにかく、その日のうちに終わらせようと、田んぼの深さや固さを確かめもせず、
深掘りのまま早いスピードで耕した訳ですが、それが今となっては、仇になって
しまった。 そのうえ、 そのあと あせって事故したわけです。(-_-;)
時間に余裕があれば、心にも余裕がでる。 焦らず何事も、一呼吸おいて
考えるようにしようと、事故の後、反省したのですが。。。
やっぱり、農業は、時間をかけて、土と会話しながら行わないとダメですね
新米農家野郎の自分、来年こそは、今年の失敗を糧にして、頑張ろうと思うこと
にしました。(笑)
25日 夕方 田んぼ作業は、本日中には、到底終わりそうにないので無理せず
明日の午前中に、残りをやることにして、16:30~ 実家の山で山菜採りしました。
山に入り、タラの芽採取 これは、天ぷらですね そのあと谷に下り
谷筋の沢で、葉ワサビ 新芽が柔らかいうちに採取し、醤油漬けにします。
うるい(オオバギボウシの新芽) 葉が開く前の、ちょうどいい時期でした。
いいサイズが採れた。 癖が無く さっと湯がいて、お浸しか、マヨネーズで食べると美味い。
==翌日 26日
26日、11時すぎまでかかって、田の代かきを終わらせ、広島市内に帰る途中、口和町に寄り道して、地元エリアの山散歩に向かう。 あの△山が、本日の山散歩地 八国見山です。
実家を出る時は晴れてたが、ここにくると あいにくの雨・・・
雨が小雨になるのをまって、車内で、母の手作りの弁当を食べて待つ。
今日は、昼から山といってたら、朝 田んぼ作業してる間に作ってくれていた。 有難い。
ここから、入山 13:05
テープを目印に、杉の植林地を抜けて沢筋まで進む。
コシアブラ まだ小さい 採るには少し早ようです。
右に小さな沢があり、途中まで沢沿いに登る。 沢筋は、植生豊か 山花の宝庫でした。
ミヤマカタバミ
山吹
ショウジョウバカマ
○○スミレ スミレは花と葉の写真を撮っておくべきでした。 花だけでは判別できない(^^;)
イチリンソウ
ヒトリシズカ 凛として いい花ですね いい名前 付けてもらったな
杉林を抜けて、ミズナラの木が生える稜線にでると、木々の向こうに山頂が見えてきた。
ユズリハ(譲葉)の赤い蕾が綺麗でした。 明るい尾根を進みます。
この山の斜面に、沢山咲いていた、ツルシキミの花
急斜面になると、トラバースしながらつづれ折れに登ってゆく。
八国見山 山頂 14:00 ゆっくり山散歩しながら歩いても、1時間かかりません。
三等三角点にタッチ 尖って見えてた山頂は、案外にのっぺりとしていました。
木々に囲まれ、眺望は無し
指谷山を山座同定するが、方向は解れど 天候悪く、木に阻まれて、指谷山は目視できず
自分の山散歩の定義は、1時間程度で登れ、この15Lのポケッタブルザックで登れる山は
山散歩なのです。(笑) 小雨降る山頂でブラブラ散策し 14:30に下山開始。
少し駆け足しながら、30分ちょいで下山 晴れてきた 振り返り 登って来た山を見直す
まだ 日暮れまでは時間があるので 次の山へ (次回アップ)
だれ一人逢うことのない、山奥の小さな山
小鳥の声と、小さな沢のチョロチョロ流れる
川音だけの世界でした。
アルプスの岩稜歩きも憧れますが
こんな 地元エリア(同市内)の山散歩も わるくないですね
今日も 誰にも逢わず 3密 厳守できました。