岳連の例会で、中尺田川の遡行に参加しました。

 

中尺田川は、天然記念物:熊野の大トチの下に流れる川で、

福田頭から、熊野川に流れる支流の沢です。

初めて登る沢、どんな滝と出逢えるか とっても楽しみでした。

 

歩いて見ると、しっとりとした綺麗な沢で、10m越える大きな滝はありませんでしたが

3m~7mほどの、登りやすい滝が多く、初級の沢としてお勧めです。!!

遡行時間も4時間程度で歩けるし、下山時に歩く林道も、広く緩やかな下りで、30分強で、

駐車地まで戻れます。藪漕ぎなどありません。

なかなか いい沢でした。 

 

このルートの発見者 O谷さん 教えて頂き有難うございました。 o(^▽^)o

 

===  工事中  ===

F3 7m  綺麗な滝でした。

 

F2 7m 見た目よりむずい。 

熊野の大トチ  双幹の根回り約12m、樹高30m、推定樹齢は凡そ500年

単木指定としては、広島県内で唯一の国指定天然記念物。

木の周りは整備されており、川を渡る橋や、遊歩道もあり、周りは柵で囲まれ守られている。

この橋から入渓しました。

沢沿いに、”沢ぐるみ”の大木  皆で見上げる 

沢靴の底が剥がれて、テープで補修中  テープ持ってて良かった。(;^_^A

 

沢くるみの木が印象的な沢

前半は、ゴーロ帯の沢歩きでした。

林道に架かるコンクリート橋  ここを抜けると渓相が、ガラリと変わり、滝が現れます。!!

F1 5m  シャワー浴びて滝の中央突破も楽し 濡れたくない人は、右岸を登りました。

F2 7m 大きな一枚岩の岸壁が見えてくると、F2の滝  ここはロープ確保で左岸側を登る

大きな岩が積み重なる そこを越えると  大きな滝が現れた。

F3 7m  ここは、この沢の核心  皆 シャワークライミング  難しくはないが。。。寒い

F4 5m 傾斜が緩いので滝の中も登れます。

 

F5 4m

F6 5m

F7 6m なだらかな滝です。  

昼食タイム  自分は いつものカップ麺で体を温める。(笑)

中国地方の特有種(天然記念物):ゴギ (イワナの一種です) 黄色の大きな斑点が特徴

岩の間に手を入れると、こんなカワイイ奴がいました。  もちろん そく放流しました。

川幅も狭くなったので遡行も終了、左岸側の緩やかになった辺りを見計らい林道にでる。

林道で靴を履き替え、緩やかに下る林道を歩いて、駐車地に戻る。 35分

 

今年は,猛暑続き、これを理由に 沢三昧の夏でした。

中国地方には まだまだ 知らない沢、滝が沢山ある

自分のレベルでは取り付くこともできない、難しい滝もあるだろう。

でも このプチ冒険が たまらないんです。